出版社内容情報
放射性廃棄物の工学的取扱いを体系的にまとめた書、待望の改訂版!
本書は、2011年1月発行『原子力教科書 放射性廃棄物の工学』の改訂版です。
2011年3月の東京電力福島第一原子力発電所の事故を踏まえた、廃炉に伴う放射性廃棄物の処理や土壌等の除染に関する工学的・法的問題への解説を追加するほか、原子力発電により生じる放射性廃棄物の処理に関わるクリアランス(放射性物質としての取扱い方)の進展、地層処分を巡る状況、その他要求事項や社会受容など、放射性廃棄物管理やその研究に関わる学生・技術者・研究者・行政官が身につけておくべき知識を体系的に解説するものです。
目次
1章 放射性廃棄物の管理
2章 放射性廃棄物の発生と特性
3章 原子力施設の廃止措置
第4章 クリアランス
5章 放射性廃棄物の処理技術
6章 放射性廃棄物の処分
7章 放射性廃棄物処分システムの性能評価
8章 原子力発電所敷地外で発生した廃棄物の管理
付録