出版社内容情報
Pythonと因果推論で、意思決定の質を高める
本書では、因果推論の活用を通じて、「どの施策がどれほど効果あったのか分からない」という効果検証の問題や、データ分析の現場で頻発する「相関は強いが、因果関係はわからない」という問題への解決策を提示します。さらに、因果推論の基礎から、機械学習や時系列解析との組み合わせ、さらに因果探索まで学習することにより、因果推論を軸として幅広い問題に対応可能になります。これにより、データ活用のインパクトを大幅に向上できます。
一般的に、理論的な解説には多くの専門用語、長い説明や複雑なコードが伴いますが、本書ではそのような障壁を取り除き、具体的な事例や豊富な図を通じて理論を分かりやすく説明します。必要最小限のコードの掲載を心掛けつつ、それらが実務で応用可能なレベルであることを目指します。このようなアプローチにより、読者は理論と実践の間のギャップを縮め、因果推論の力を最大限に引き出すことができます。
内容説明
実践的な意思決定力を身につける!Pythonと因果推論でデータ分析の壁を乗り越える。
目次
第1章 因果の探求から社会実装
第2章 因果推論の基礎
第3章 基本的な因果推論手法
第4章 因果推論高度化のための機械学習
第5章 因果推論と機械学習の融合
第6章 感度分析
第7章 因果推論のための時系列解析
第8章 因果構造をデータから推定する因果探索
著者等紹介
金本拓[カネモトタク]
島根県出身。大阪大学大学院工学研究科卒業後、アクセンチュア株式会社等のコンサルティング会社を経て、製薬会社に所属。組織における資源配分や施策の効果検証等の意思決定に関わるプロジェクトをリード。個人として、データ戦略の立案から分析までの支援も手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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