出版社内容情報
繰りかえしなぞって描いて身につく、上手くなる!
工業デザインや建築デザインなど立体的なモノのイメージを描くときには、立体を客観的にとらえることが大事である。デザインスケッチとして説得力のある立体感が出せない、立体的に見せる表現に苦労している読者のために、本書は、図学をもとに立体をとらえる方法のヒントと描き方のコツをかんたんに解説している。
内容説明
立体を人に言葉で説明しても、すぐにはわかりにくいですがスケッチは目で見たようにイメージが伝わるので、たいへん便利な方法です。そのスケッチが上手く描けなくて苦労していませんか?同じ面にあるはずなのに、なんだかデコボコだったり、方向がばらばらだったり…。でも大丈夫です。とっておきの方法があります。まずは上手な人の絵をお手本にマネして描いてみるのが一番の近道です。何回も繰りかえし描いてみることで、立体の描きかたが自然に身につきます。意外と今まで見えていなかった新しい発見があるかもしれません。達成感を得て、絵を描くことの楽しさを十分に味わってください。
目次
1 立体のとらえ方(立体とは;立体をとらえる2つの方法;基本的な「かたち」;大きさのものさし)
2 かんたん図法で立体を描く(図法を用いた立体把握;形をずらしてとらえる;平面をゆがめてとらえる;消失点を使ってとらえる;写真から絵を描く)
3 立体スケッチの実践練習(身近なものを描く;室内や建物を描く;街並みや庭を描く)
著者等紹介
染森健一[ソメモリケンイチ]
1957年大阪生まれ。大阪市立工芸高校美術科卒業を経て、多摩美術大学油画科、同大学大学院美術研究科に進む。修了と同時に(株)東京ランドスケープ研究所に入社。ランドスケープの仕事は大学在学中のアルバイトを通じて学んだ。入社後、足立区生物園、西海パールシーリゾート、とっとり花回廊、笠間芸術の森公園陶の杜、国営アルプスあづみの公園堀金・穂高地区などの大規模プロジェクトに携わった経験がある。現在は、(株)建設環境研究所に勤務。芸術修士。ランドスケープアーキテクト。シビルコンサルティングマネージャー(造園部門)。認定都市プランナー(公園緑地計画)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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