出版社内容情報
宇宙はもう遠くない―衛星開発の魅力と始め方が分かる本
宇宙開発に憧れを持つ会社員たちが新橋の居酒屋で、「自分達で宇宙に行くものを作って、サラリーマンでも宇宙に手が届くということを世に示そう!」と話し合ったことから始まった人工衛星作り。
本書は、宇宙工学科出身者もいない普通のサラリーマンたちが、どのようにして人工衛星を飛ばすことに成功したのか、人工衛星の設計・開発の仕方、打ち上げから運用まで開発秘話を織り交ぜながら紹介した本です。時系列順に解説しているので、衛星開発の流れが分かります。
内容説明
サラリーマンが実際に作った人工衛星の技術情報や開発秘話などを紹介。時系列順に解説しているので、衛星開発の流れが分かります。
目次
01 サラリーマン衛星の夜明け
02 人工衛星RSP‐01「Selfie‐sh」
03 開発の流れ
04 各系の開発
05 審査/申請
06 運用
07 簡易RSP‐01を作ってみよう
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
閑居
8
本屋でパラ読み。回路のスキーマ、テレコマ一覧、組み立て方法、官公庁の審査のスケジュールなど、かなり機微な情報が載っていて興味深い。悪用されなければ良いのだが、、、2023/09/24
S_Tomo🇺🇦🇯🇵
3
社会人数人が飲み屋での雑談で「素人に宇宙開発ができるのか」という雑談から生まれた夢を実現したチャレンジャーたちの道のりをまとめた一冊。主に休日に集まったりネットで打ち合わせしたりして実際に作った人工衛星が数か月の間、地球の周りを回って宇宙での撮影も成功したそうな。本書の内容はかなり端折っているもののプロジェクトの進行に沿って各工程の内容の説明があったり簡易版の人工衛星の作り方も載っているので必要な事が全て載っている訳ではないが実際に行動し手を動かせる人間にはいいガイドブックではなかろうか。2023/12/02
はひへほ
1
宇宙で自撮りする人工衛星を、趣味として集まった人たちが開発して打ち上げちゃう話。物語仕立てではなく、開発の流れの解説書。ハード寄りの話とか全然分からないけど、理解できる苦労や工夫とか面白かった。小さい頃に出会っていたら工学に少しは関心持てたのかもしれない2024/01/05
mkisono
1
Arduino や Raspberry Piで制御されているハードウェアがあったり、地上とはアマチュア無線の周波数で通信していたり、馴染みのある技術が使われていて身近に感じました。2023/05/05
本多一輝
0
素人が集まって宇宙に飛ばすプロジェクト だが、本質は目的と課題に対するプロジェクト進行 要件定義 ミニマム/フル/エクストラサクセス2024/04/01