出版社内容情報
建築家・西沢大良による伝説的テキスト、待望の書籍化なる!
困難な時代の試練にわれわれはどう立ち向かうべきか。
人口流動性、メガスラム、環境・生態系、食料・エネルギー、震災、パンデミック、戦争など……、あらゆる問題はすでに出尽くした。まもなく、いまだ人類が見たことのない、新しい都市の形態が誕生するだろう――。
発表されるや大きな注目を集めた伝説的テキスト「現代都市のための9か条――近代都市の9つの欠陥」(2011-12年)を書籍化するものである。
本書では、「9か条」(全2回)に加えて、主要な設計論である「木造進化論」、近年書かれた最新テキストやインタビュー・談話などを選りすぐり収録。
西沢大良の思考と、「9か条」をよりよく理解するための一冊である。
内容説明
世界はどこへ向かうのか?危機の時代にこそ点検が必要だ。人口流動性、メガスラム、環境・生態系、食料・エネルギー、震災、パンデミック、戦争など…あらゆる問題はすでに出尽くした。まもなく、いまだ人類が見たことのない新しい都市の形態が誕生するだろう。
目次
第1章 現代都市のための9か条―近代都市の9つの欠陥(新型スラムの問題・人口流動性の問題;ゾーニングの問題)
第2章 木造進化論―木造による現代建築のつくり方(はじめに―なぜ木造なのか;進化の法則;屋内空間の進化 ほか)
第3章 談話・エッセイ(2006~2022)(近代都市の根拠;ニューヨーク;西ベルリン・東ベルリン ほか)
著者等紹介
西沢大良[ニシザワタイラ]
建築家。1964年東京生まれ。1987年東京工業大学卒業。1992年~現在、西沢大良建築設計事務所主宰。1990年代後半から執筆活動を通じてインパクトのある考察を発表しているほか、設計活動を通じてオリジナルな建築空間を実現し続けており、現代建築における唯一無二の存在として国内外の建築家から高い評価を受けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。