鉄道ダイヤのつくりかた (改訂2版)

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鉄道ダイヤのつくりかた (改訂2版)

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  • サイズ A5判/ページ数 296p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784274229725
  • NDC分類 686.7
  • Cコード C3054

出版社内容情報

鉄道ダイヤ作成、運用の現場の最新事情がこの本でつかめる!
ダイヤがどのようにつくられて日々計画・運用されているのか、ダイヤが乱れたときに鉄道事業者はどのように対応しているのかといった、これまで知りたくてもなかなか知ることができなかった列車ダイヤづくりとその運用の現場の実情を具体的に、より克明に取り上げて好評を博した書籍の改訂版です。
今回の改訂では、鉄道事業者の列車運行に関する業務、方針のこの間の変遷や、コロナ禍以降の事業展開など、具体的な事例はすべて刷新する形で、より現在の鉄道事情に合わせてアップデートしてまとめました。

目次

1章 列車ダイヤとは
2章 列車ダイヤの作り方
3章 ダイヤづくりのむつかしさ―すべては利用者のために
4章 ダイヤづくりの手順
5章 ダイヤづくりの実際
6章 AIはダイヤをつくれるか?
7章 新型コロナウィルスへの対応

著者等紹介

富井規雄[トミイノリオ]
日本国有鉄道本社運転局列車課、東京システム開発工事局などを経て、(財)鉄道総合技術研究所。運転システム研究室長、輸送情報技術研究部長など。2007年千葉工業大学情報科学部情報工学科教授。2019年より日本大学総合科学研究所教授、鉄道工学リサーチセンター副センター長。2023年より東京工業大学データサイエンス・AI全学教育機構客員教授。専門は、鉄道のスケジューリングアルゴリズム、データ分析技術の列車運行品質向上への応用。京都大学博士(情報学)。国際鉄道運輸学会(International Association of Railway Operations Research)Honorary Member、交通政策審議会臨時委員、国土交通省技術基準検討会委員、日本鉄道運転協会理事など。これまで、国際鉄道運輸学会President、運輸安全委貝会委員(非常勤)、航空・鉄道事故調査委員会委員(非常勤)などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もりけい

2
全くの知識なく読み始めましたが、読めました。鉄道オタクでないとわかんないんでしょと思っていたからです。その秘密はダイヤ図そのものの説明もありますが、列車は線路の上を走る制約と追い越しには退避や複線にする工夫があって、配線の形式と列車の特性と利便性を上げるための増便、特急、相互直通などなどの特性を踏まえて時刻表にデザインすることを多くの事例を踏まえて紹介していたからでした。コラムも豊富で、大阪地下鉄御堂筋の駅はトンネルを活かして降車した人が大階段で中二階に通すことで混雑を避けるとか気付きを与えてくれました。2024/05/11

HALO360°

1
1~4章はダイヤグラムの基本から作成にかかわる要素を取り上げ、まさに「鉄道ダイヤのつくりかた」という内容である。しかし、この本で最も比重が大きいのは各鉄道会社のダイヤ改善の取り組みを紹介する5章である。この章で取り上げられる路線はどれも個性的でそれぞれに特殊な問題を抱えている。当然それらに対する改善策も異なってくるのだが、そこに鉄道会社の性格が反映されているようで興味深かった。業界のジンクスや独自の慣例を取り上げたコラムも面白い。2024/03/21

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