出版社内容情報
鉄道ダイヤ作成、運用の現場の最新事情がこの本でつかめる!
ダイヤがどのようにつくられて日々計画・運用されているのか、ダイヤが乱れたときに鉄道事業者はどのように対応しているのかといった、これまで知りたくてもなかなか知ることができなかった列車ダイヤづくりとその運用の現場の実情を具体的に、より克明に取り上げて好評を博した書籍の改訂版です。
今回の改訂では、鉄道事業者の列車運行に関する業務、方針のこの間の変遷や、コロナ禍以降の事業展開など、具体的な事例はすべて刷新する形で、より現在の鉄道事情に合わせてアップデートしてまとめました。
目次
1章 列車ダイヤとは
2章 列車ダイヤの作り方
3章 ダイヤづくりのむつかしさ―すべては利用者のために
4章 ダイヤづくりの手順
5章 ダイヤづくりの実際
6章 AIはダイヤをつくれるか?
7章 新型コロナウィルスへの対応
著者等紹介
富井規雄[トミイノリオ]
日本国有鉄道本社運転局列車課、東京システム開発工事局などを経て、(財)鉄道総合技術研究所。運転システム研究室長、輸送情報技術研究部長など。2007年千葉工業大学情報科学部情報工学科教授。2019年より日本大学総合科学研究所教授、鉄道工学リサーチセンター副センター長。2023年より東京工業大学データサイエンス・AI全学教育機構客員教授。専門は、鉄道のスケジューリングアルゴリズム、データ分析技術の列車運行品質向上への応用。京都大学博士(情報学)。国際鉄道運輸学会(International Association of Railway Operations Research)Honorary Member、交通政策審議会臨時委員、国土交通省技術基準検討会委員、日本鉄道運転協会理事など。これまで、国際鉄道運輸学会President、運輸安全委貝会委員(非常勤)、航空・鉄道事故調査委員会委員(非常勤)などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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