出版社内容情報
ユニークな物理の入試問題を通して、教養や学問を身に付けよう!
「受験勉強(高校物理)は学問するための準備でしかない」
「高校物理は入試問題を解くためや、入試選抜の手段でしかない」
そんな風に思っていませんか? けれど、勉強と学問の境界はそんなにはっきりと定まるものではありません。優れた大学入試問題を解いてみると、そのことが確かに実感できるはずです。
本書では、身近な現象から宇宙に関するものまで、多岐にわたる物理の入試問題をとりあげ、それを解くとどんなに面白いことがわかるのかを解説しています。もちろん問題の考え方や解き方も説明しますが、それ以上に、教養として楽しめる解説、学問へとつながる考察を試みています。
内容説明
入試問題は教養を身に付ける最高の題材!物理が好きな方や、かつては得意だった方、受験物理を楽しめない高校生の皆さんに捧げます。勉強と学問の境界はどこにあるのだろう?入試物理の真価を問う26テーマ。
目次
第1章 宇宙の秘密に迫る
第2章 地球の秘密に迫る
第3章 身近な現象を解明する
第4章 身体と器官の働き
第5章 音波・超音波、衝撃波
第6章 医療技術と物理学
著者等紹介
三澤信也[ミサワシンヤ]
1980年、長野県生まれ。東京大学教養学部基礎科学科卒業。長野県の高校にて物理を中心に理科教育を行っている。高校物理の教科書(啓林館)の著者でもある。趣味は卓球で、全国大会に出場するほどの腕前。また、ホームページ「大学入試攻略の部屋」を運営し、物理・化学の無料動画などを提供している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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