出版社内容情報
授業で学んだ数学が､物理学に応用できるようになる！
「マンガでわかる」シリーズに､物理数学が加わりました！
大学で学ぶ物理学では､基本的な数学の知識が不可欠です。しかし､数学の授業では物理学への応用はあまり扱われず､物理学の授業では数学をしっかり解説する余裕がない……という場合がほとんどです。
本書は､高校や大学1～2年次で学ぶ数学（線形代数、微分積分、微分方程式、複素数）を、数式や計算のイメージがしっかり身につくよう、マンガと図解でビジュアル豊かに解説するものです。教科書や参考書ではサラっと書かれていることでも、重要なものは紙数を惜しまず、丁寧に扱いました。さらに、数学と物理学の有機的なつながりが理解できるよう、数学が物理学でどのように応用されるかを例題形式で解説します。
目次
プロローグ 俺とあの子で逆転家庭教師！？
第１章 物理数学ってなんだろう？
第２章 線形代数
第３章 １変数関数の微分積分
第４章 多変数関数の微分積分
第５章 ベクトル解析
第６章 複素数
エピローグ
著者等紹介
馬場彩［バンバアヤ］
１９９９年京都大学理学部卒業。２００４年京都大学大学院理学研究科博士課程修了、博士（理学）。理化学研究所基礎科学特別研究員。２００７年日本学術振興会特別研究員（宇宙科学研究所）。２００９年ダブリン高等研究所シュレディンガーフェロー。２０１１年青山学院大学理工学部准教授。２０１６年東京大学大学院理学系研究科准教授（現職）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nbhd
13
文系あたまの僕が、高校物理から、その先の物理学に歩みを進めるためには、どうしても物理数学を経由する必要があるようで、そのロードマップ代わりに手にとった本。この本で一望したこれから立ち向かうヤツらを列挙しておこう。【線形代数】行列、逆行列、写像、固有値・固有ベクトル。【微分積分】平均値の定理、テイラー展開、マクローリン展開、多変数関数、全微分、偏微分、面積分、線積分、体積分、微分方程式。【ベクトル解析】grad（勾配）、div（発散）、rot（回転）、∇（ナブラ）。あと、複素解析とかフーリエ解析とかもいる。2021/10/20
みかん。
5
世の中は多変数関数だ。だからむつかしい。2023/10/06
みかん。
4
テイラー展開を勉強していました。2023/10/21
みかん。
3
重要。2023/10/01
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