出版社内容情報
鉄道の信号技術のすべてがつかめる本鉄道の信号保安技術は、計画どおりの運行計画のもと安全に鉄道を運用するためには欠かせない技術であり、列車ダイヤや鉄道における電力供給などと同様、表立って目に見える部分が車両・駅舎などに比べて少ないとはいえ、鉄道システムを支える重要なインフラ技術です。本書は、鉄道信号に関連する業務に従事される方はもちろん、鉄道ファン・マニアも読みごたえがあるよう、鉄道信号全般に関して、記述の読みやすさ、図表・写真を豊富に掲載することを意識して総合的にまとめた書籍です。
内容説明
鉄道の安全を支える鉄道信号のすべてを解き明かす決定版。北海道新幹線の開業に伴う運転管理システム(CYGNUS)の使用開始、無線式列車制御システム(ATACS)の首都圏埼京線への導入、光ケーブルを利用した構内信号制御システムの中間信号システムへの応用、首都圏など高密度線区での自動運転の検討、営業車検測やCBMなどICTの活用の広がりなど、鉄道信号システムの進化を追記するとともにカラーグラビアを設けた。
目次
第1章 総論
第2章 列車制御
第3章 連動制御
第4章 踏切制御
第5章 輸送管理
第6章 列車検知
第7章 転てつ制御
第8章 信号機器
第9章 安全性・信頼性
第10章 保全・工事
第11章 新交通システムその他の信号システム
第12章 鉄道の安全確保のための制度と技術基準
第13章 将来の鉄道信号システム
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kamocyc
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いろいろ詳しく書いてあって良い。電気回路が出てきたり専門的なので全部は理解できなかったが面白いと思うところは呼んだ。信号だけではなくていろいろな技術が書いてある。てこというのがスイッチ的なものだというのはわかった。信号やポイントの鎖錠(さじょう。施錠ではない)、連鎖というものが存在するのがわかった。リレー回路を使ったりソフトウェアを使ったり。電流で閉塞制御をするというのはそうだが、方式がいろいろある。ATSの種類ごとの解説とか。輸送管理の話や(保守ではなく)保全の話も。2024/04/21
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