出版社内容情報
経営をよくする管理会計のしくみと基本が、マンガで楽しくわかる!
本書は、父親の経営する和菓子会社の経営改善のために、会計事務所の百合先生に管理会計を学びながら奮闘する女子高生・桃ちゃんの成長を通して、管理会計を楽しく学ぶ入門書です。
管理会計とは、会社のありのままの状態を把握し、収益やコストの構造を分析することで、会社の「未来の見通し」を立てる際の拠り所となる会計です。一方、対義となる財務会計は、会社経営の成果を振り返り、株主、債権者、投資家、取引先などの外部へ会社の財務状況を明らかにするための会計です。
経営者は、管理会計による会計情報をもとにして意思決定を行ったり、新規事業に投資したり、業績改善のための施策を講じたりします。適正な経営の意思決定を行ったり、労務管理上の業績評価を行うためには、自社に最も適している管理会計システムを構築していく必要がありますが、どのようなシステムを構築するかは、業態により、会社により様々です。
本書は、初心者にもわかりやすい解説と記述にこだわり、売上、利益、コストなどの基礎知識から、赤字に見えるが黒字の商品の見分け方や赤字事業からの撤退のタイミングなど、実践的に学ぶことのできるようになっています。
内容説明
リーダーのための企業利益を生む体質づくり。「儲け」のからくりと意思決定。「限界利益の算出」「損益分岐点分析」「原価計算」「キャッシュフロー分析」まで。マンガで楽しく経営のからくりが学べる「世界一やさしい」管理会計の本です!
目次
プロローグ どっちが正しいの?
1章 管理会計で意思決定する
2章 損益分岐点分析の基本を知る
3章 管理会計で現状を分析する
4章 管理会計でコストダウンする
5章 管理会計で新規事業を検討する
エピローグ 数字だけにとらわれるな
著者等紹介
原尚美[ハラナオミ]
税理士。原&アカウンティング・パートナーズ(原会計事務所)代表。東京外国語大学卒業。TACの全日本答練「財務諸表論」「法人税法」を全国1位の成績で、税理士試験に合格。直後に出産。カネなし・コネなし・客なし・時間もない文字通り0からスタートし、現在はスタッフ50名(ミャンマー事務所24名含む)を抱え、一部上場企業の子会社やグローバル企業の日本子会社などをクライアントにもつ。事業計画書の作成や資金調達など地に足のついた経営支援を通じて、クライアントの9割が黒字の実績を誇る。2012年からミャンマーに会計サービスの会社を設立し、中小企業の海外進出支援をサポートしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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