出版社内容情報
Pythonによるシミュレーション手法やシミュレーションの考え方が正しく理解できる。
本書は、学生、企業の若手技術者が、自らPythonによるシミュレーション手法やシミュレーションの考え方を一から学べる書籍です。
流れの数値計算法の基礎を学びながら、流体力学も学べる構成としています。また、Pythonとコンピュータの技術革新は急激に進んでおり、現在ではストレスを感じることなく、Pythonで各種シミュレーションが容易に実施できる環境が生まれています。
これからの研究者、技術者にとって必読の1冊です。
目次
序 Pythonによるプログラミングの準備
第1章 離散化の考え方
第2章 スカラー移流方程式(数値計算法の基礎)
第3章 スカラー移流方程式における時間積分法
第4章 拡散方程式
第5章 圧縮性流れの支配方程式とその性質
第6章 圧縮性流れの数値計算法その1(システム方程式の数値計算法)
第7章 圧縮性流れの数値計算法その2(システム方程式における時間積分法)
第8章 複雑形状への対応
第9章 実際の課題への対応
著者等紹介
藤井孝藏[フジイコウゾウ]
東京理科大学工学部情報工学科教授。宇宙航空研究開発機構(JAXA)名誉教授。1980年東京大学大学院工学系研究科修了(工学博士)。1981年米国航空宇宙局(NASA)エイムズ研究所NRC研究員。1984年科学技術庁航空宇宙技術研究所研究員。1988年文部省宇宙科学研究所准教授。1997年文部科学省宇宙科学研究所教授。2015年宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所退職。以後、現職
立川智章[タツカワトモアキ]
東京理科大学工学部情報工学科准教授。2004年日本SGI株式会社勤務。2012年東京大学大学院工学系研究科修了(博士(工学))。宇宙航空研究開発機構(JAXA)招聘研究員。2015年東京理科大学工学部情報工学科講師。2020年現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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