出版社内容情報
環境設定からロボットへの実装まで。ROSのすべてを網羅
本書は,ロボット用のミドルウェアであるROS(Robot Operating System)についての,ロボット分野の研究者や技術者を対象とした解説書です.ROSの構成や導入の方法,コマンドやツール等の紹介といった基本的な内容から,コミュニケーションロボットや移動ロボット,ロボットアームといった具体的なロボットのアプリケーションを作成する方法を解説しています.
ROSについて網羅した内容となるため,ROSを使った開発を行いたい方が必ず手元に置き,開発の際に活用されるような内容です.
内容説明
オープンソースロボティクスのためのソフトウェアプラットホームであるROS(Robot Operating System)の入門書であり、また詳しい解説書。前半では初心者でも学習できるように、ROSのインストールから基本的な概念について、よく使用されるコマンドや便利なツールの使い方、センサやロボットを利用した実習方法までを詳しく解説。後半では、ROSをすでに使用している技術者や研究者向けに、ROS公式プラットフォーム「TurtleBot3」等のプラットフォームを用いたSLAMや、ナビゲーション、マニピュレータ制御を解説した。
目次
ロボットソフトウェアプラットフォーム
Robot Operating System(ROS)
ROSの開発環境の構築
ROSの主要概念
ROSコマンド
ROSツール
ROS基本プログラミング
ロボット、センサ、モータ
組込みシステム
移動ロボット〔ほか〕
著者等紹介
表允〓[ピョユンソク]
ROBOTIS Co.,Ltd.R&D Dept.Open Source Team,Team Leader。2009年にKwangwoon University Electronic Engineering卒業、韓国科学技術研究院(KIST)研究員を経て、2016年に九州大学大学院システム情報科学研究院博士後期課程修了。2014~2015年には日本学術振興会特別研究員も勤める。2016年4月より現職。ROS公式ロボットプラットフォームTurtleBot3の開発に携わる。博士(工学)
倉爪亮[クラズメリョウ]
九州大学大学院システム情報科学研究院教授。1991年東京工業大学機械物理工学専攻修士課程修了。(株)富士通研究所、東京工業大学、東京大学生産技術研究所を経て、2002年九州大学大学院システム情報科学研究院助教授、2007年より同教授、2016年より同副研究院長。日本ロボット学会フェロー、日本機械学会フェロー。日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス部門学術業績賞、計測自動制御学会システムインテグレーション部門学術業績賞等、受賞多数。博士(工学)
鄭黎〓[ジョンリョウン]
ROBOTIS Co.,Ltd.R&D Dept.Open Source Team,Assistant Reserch Engineer。2013年に早稲田大学先進理工学部電気・情報生命工学科を卒業、2015年に早稲田大学大学院先進理工学研究科電気・情報生命専攻修士課程修了。2015年4月より現職。ROS公式ロボットプラットフォームTurtleBot3の開発に携わる。修士(工学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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