目次
1 これまでの遺伝子研究(生き物を分解する;生命の粒の発見;分子生物学飛躍への階段・二重らせん ほか)
2 おもしろ遺伝子の名前たち(生殖―あなたとわたし、出会うとき;胚発生―イチからからだ、作ります;神経―まわりの様子、感じよう ほか)
3 これからの遺伝子研究(これからの分子生物学;ノンコーディングRNA;エピジェネティクス ほか)
著者等紹介
島田祥輔[シマダショウスケ]
サイエンスライター兼ITライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
coco
32
タイトル通りおもしろい名前の遺伝子とその働きについて書かれている。所々難しいところもあるけど、くだけた表現で書かれているので比較的わかりやすい。これまで・これからの遺伝子研究についてもわかりやすく書かれていて、興味をひく。お酒を飲むと眠くなる私の場合、「happy hour」遺伝子はどうなってるんだろう??2015/03/27
kaizen@名古屋de朝活読書会
24
#説明歌 遺伝子の愛称学名日英の文章参考文献多数2017/08/11
おおにし
11
satori、Izumo、Tsukushi、musashi、bonsai・・・これらはすべて遺伝子につけられた名前だそうだ。遺伝子命名にはルールがなく日本人研究者が日本語をもとに命名してもちっとも構わないようだ。だから、OTOKOGI(侠気)、atsugari(暑がり)、nou-darake(脳だらけ?)という名前を持つ遺伝子まである。遺伝子の性質をあらわす以上に研究者の趣味がもろに出ていて実に面白い。この本を読んで自分も遺伝子の名付け親になってやろうと分子生物学者を目指す高校生が出てくるといいですね。2013/06/05
toshi
3
DNA中の遺伝子及び分子生物学全般(実験方法など)に付けられた変わった名前についてのエピソードなどを紹介した本。 DNA解析装置を開発した本人としては是非読んでおかないと・・と思って手にした一冊。 それなりに面白く読めて、解説も有り分かりやすいけれど、タイトルも含めて、あちこちに「遺伝子につけられた面白い名前・・」と書いてある。 実際は遺伝子の名前だけでなく、最初に書いたように分子生物学にまつわる用語についても書いてあり、全く知らない人が読んだら少し混乱するかも。2013/06/22
石臼
2
遺伝子を発見する(機能を明らかにする)と、その遺伝子に名前をつけられる。発見者の好きなように。となれば無味乾燥な名前より面白い名前をつけたくなるのが人情。ということでこの本ではそんな面白ネーム遺伝子を紹介。ピカチュリンやダルマ、任天堂からのクレームでお蔵入りとなった「Pokemon」(ガンに関係)などなど。冒頭、遺伝子とは何ぞや、DNAとは何ぞや、という分子生物学の基礎知識の解説も読みやすく分かりやすい。面白くてためになる一冊。2013/09/25
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