内容説明
旬のワイヤレス給電技術の今とこれからがわかる1冊。
目次
第1章 ユビキタス社会とワイヤレス給電技術(エネルギー分野のユビキタス社会とは;ワイヤレス給電時代の到来;ワイヤレス給電技術の歴史;ワイヤレス給電と効率)
第2章 ワイヤレス給電の基礎技術(電磁気の基礎知識;遠方界利用のワイヤレス電力伝送;近傍界利用のワイヤレス電力伝送)
第3章 ワイヤレス給電技術の具体的開発事例(大電力―宇宙発電、次世代型路面電車(LRT)、電気自動車(EV)
中電力―ロボット、電動車椅子、産業機器
小電力―情報通信機器、家電機器
医療機器)
第4章 ワイヤレス給電技術の課題と将来(各方式の技術的課題;将来に向けて)
著者等紹介
松木英敏[マツキヒデトシ]
東北大学大学院医工学研究科教授
高橋俊輔[タカハシシュンスケ]
1970年早稲田大学理工学部機械工学科卒業。1972年早稲田大学大学院修士課程修了。三井造船株式会社入社。2003年昭和飛行機工業株式会社入社。現在、早稲田大学環境総合研究センター参事・招聘研究員。昭和飛行機工業株式会社開発事業部IPS・EV事業室技師長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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姉勤
29
平成23年刊行なので情報は多少古い。すでに実用、実証されている技術の紹介もある。しかし官製不況により普及、商用化には遅れも感じる。電磁誘導やマイクロ波給電のうっすらした知識の補強が目的。非接触式認証カードもワイヤレス給電の一つとは。プラグや有線給電しないメリット(特にペースメーカーなどの体内に設置するもの)路面電車、EVなどの移動手段多岐にわたる。デメリットはインフラと有線に比べ無駄に消耗する膨大な電力。解消されるまで、前進を続ける理想には協力するが、それを題目として無理な負担を強いるのは間違っている。2023/08/04
魚京童!
17
結局なんで置くだけ携帯が充電されるのかについての原理が書いてなく、ただの自慢と、紹介に終わっていて、わかるものではなかった。2014/04/29
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