内容説明
バイオメカニクスを正しく理解するための基礎知識と、国内外に於ける最新知見をまとめ、基礎と応用を体系的に解説。生体硬組織、特に骨格系の生体力学を中心に、新知見を積極的に盛り込みわかりやすくまとめる。また、バイオメカニクスの学際領域で用いられる単位換算の解説、約220語に及ぶ重要語の解説の2件を付録として収録。
目次
第1章 バイオメカニクスの概念(バイオメカニクスの成り立ち;生体の妙に学ぶ)
第2章 骨の材料力学(骨の強度研究の歴史;骨の非均一性と異方性 ほか)
第3章 関節のバイオメカニクス(関節のバイオメカニクスはなぜ必要か;関節海綿骨の力学的特性 ほか)
第4章 筋・骨格系の静力学と動力学(筋・骨格系の静力学;筋・骨格系の動力学 ほか)
第5章 再生医療とバイオメカニクス(再生医工学の進歩とその背景;細胞・組織への力学的刺激の効果 ほか)
著者等紹介
立石哲也[タテイシテツヤ]
工学博士。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。工業技術院機械技術研究所バイオメカニクス課長、同産業技術融合領域研究所総合研究官、産業技術総合研究所ティッシュエンジニアリングセンター長、東京大学大学院工学系研究科教授、東京電機大学理工学部教授、物質材料研究機構フェロー、同生体材料センター長を経て、同名誉フェロー。現在、NPO法人医工連携推進機構理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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