内容説明
原子力工学の基礎科目の一つである原子炉構造工学は、原子炉を設計、建設し、運転維持していく上で必ず理解しておくことが求められる構造健全性を扱う学問である。本書は、原子炉構造工学の基礎知識の解説に加えて、それらを体系化する方法を構造規格を通して学ぶことにより、原子炉の構造健全性確保に必要な知識の全体を俯瞰する能力を養うことをねらいとしている。
目次
1章 概論
2章 材料力学・構造力学
3章 材料強度・構造強度
4章 有限要素法による構造解析
5章 軽水炉の構造設計
6章 高速炉の構造設計
7章 耐震設計
8章 製造
9章 検査
10章 破壊力学
11章 構造健全性評価
著者等紹介
上坂充[ウエサカミツル]
東京大学工学系研究科原子力国際専攻・原子力専攻
鬼沢邦雄[オニザワクニオ]
独立行政法人日本原子力研究開発機構
笠原直人[カサハラナオト]
東京大学
鈴木一彦[スズキカズヒコ]
独立行政法人日本原子力研究開発機構(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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