出版社内容情報
( 社) 日本分析化学会関東支部が行っている機器分析講習会のテキストをベースとした、ICP-AES、ICP-MSの理論から実際の使用に際しての留意点まで網羅した1冊。
内容説明
ICP発光分析・ICP質量分析装置の概要と最新の動向について基礎から概観、それらを用いた実際の試料の取扱いと測定までの分析操作に役立つ実用的解説書。Chapter1で両分析法について解説し、Chapter2以降では、試料の種類ごとに、試料のサンプリング、保管から秤量、前処理、標準溶液の調整、測定、データ整理と順を追って解説した。Q&Aを随所に折り込み、実際の分析操作で疑問を生じやすい事項を描出している。
目次
1 ICP発光分析法、ICP質量分析法の測定原理と最近の動向
2 金属材料の分析
3 半導体・セラミックスの分析
4 高純度試薬の分析
5 河川水・底質の分析
6 食品の分析
7 廃棄物の分析
著者等紹介
上本道久[ウエモトミチヒサ]
1982年東京農工大学大学院農学研究科環境保護学専攻修士課程修了。1985年学習院大学大学院自然科学研究科化学専攻博士後期課程修了、理学博士。現在、地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター経営企画本部(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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