図解 コンクリート構造物の総合診断法―健全度診断・劣化診断

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  • サイズ B5判/ページ数 149p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784274204401
  • NDC分類 511.79
  • Cコード C3051

出版社内容情報

コンクリート構造物を維持するための診断法をわかりやすく解説。

目次

第1部 健全度診断法(中性化(炭酸化)深さの測定法
圧縮強度・弾性係数および鉄筋位置・かぶりの測定
コンクリートの酸素および塩化物イオンの拡散係数試験方法
セメント硬化体・コンクリート組織の診断法
コンクリート中の高炉スラグ微粉末の検出方法
硬化コンクリート中の塩化物量の測定法)
第2部 劣化診断法(ひび割れの診断方法;アルカリ骨材反応によるコンクリート構造物の劣化診断法;鉄筋腐食によるコンクリートの劣化診断;炭酸化によるコンクリートの劣化診断法;硫酸塩・酸性水によるコンクリートの劣化診断法)

著者等紹介

小林一輔[コバヤシカズスケ]
1954年東京大学工学部土木工学科卒業。1954~58年運輸省運輸技術研究所。1958~90年東京大学生産技術研究所。1970年工学博士。1990~2000年千葉工業大学土木工学科。東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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はなあぶ

7
築古のRC物件について、どうなったら取り壊すべきなのかを知りたくて読んだ。150頁程の薄い本だが2部に分かれた構成で、各部の頭にQ&Aが分かりやすい言葉で記され、内容の概要が掴めるようになっている。第1部はRCの健全度の診断法、第2部は劣化の診断法。第1部はコンクリートから円柱を抜き取って、それを試薬や分析機器を使って調べるもので素人にはできそうもないが、第2部のひび割れ診断や鉄筋腐食の診断は目視による部分も多く、この知識があれば素人でもある程度の目安になりそうだ。次は対策や修復についての本も読みたい。2015/05/13

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