目次
なぜ生態系を守るのか
環境リスクの予防的管理
従来の生態系保全の考え方とリスクマネジメントの必要性
リスクマネジメントの基本手順
レッドデータブックと環境影響評価
自然公園の保護と利用
自然再生事業とリスクマネジメント
化学物質の生態リスク評価
外来生物リスクの評価と管理
野生動物リスクの評価・管理事例
水産資源管理の理論と事例
複雑系としてのリスクの評価事例
合意形成と科学者の役割
基本用語解説
著者等紹介
浦野紘平[ウラノコウヘイ]
1942年東京生まれ。東京工業大学大学院修了後、公害資源研究所(現産業技術総合研究所)を経て横浜国立大学大学院環境情報研究院教授(環境安全管理学研究室)。工学博士。エコケミストリー研究会代表、(社)日本水環境学会元副会長、日本環境教育学会名誉会員、(社)大気環境学会評議員、廃棄物学会評議員。環境省や神奈川県などの環境関係の多数の委員を務め、環境問題全般に活躍中
松田裕之[マツダヒロユキ]
1957年福岡県生まれ。京都大学理学部卒業、京都大学大学院修了後、日本医科大学、水産庁中央水産研究所(現水産総合研究センター中央水産研究所)、九州大学、東京大学海洋研究所を経て横浜国立大学大学院環境情報研究院教授。理学博士。日本生態学会常任委員、日本数理生物学会運営委員、専門は生態学、環境リスク学、数理生物学、水産資源学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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late
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すごい!読書メーターは途中数年間の失踪等を挟んでゆるゆる10年やっているので、失踪中に読んだ本は思い出し次第シコシコ登録しているのだけど、この本、登録者ゼロ!確か大学3年の頃、一番卒論にやる気があった時期に読んだ本のうちの一冊(なお、大学4年になるとそのやる気は急速に萎んでいった)。大学の図書館の閉架図書の奥の奥で埃を被っており、そこでも借りたのは私が初だった。失礼ながら内容はあんまり覚えてないけど、結局卒論でもリスク管理についてちょろっと書いたし、何かの縁なのでまた借りてみようと思う。