内容説明
不法投棄による廃棄物起因の土壌・地下水汚染について、その調査、解析、対策の一連のプロセスのあり方を、修復と再生をキーワードとして詳述。特に、「汚染原因物質としての廃棄物」と「媒体としての土壌・地下水」について、それらの汚染対策に向けての調査、解析、対策のシステム化の考え方について述べている。
目次
第1章 土壌・地下水汚染問題の背景
第2章 土壌・地下水汚染診断・修復支援システム
第3章 修復・再生へ向けた調査
第4章 総合データ管理システム
第5章 汚染予測のための数値シミュレーション
第6章 汚染現場の修復・再生方法
第7章 共生化のための社会技術
第8章 共生化方策の提案
付録
著者等紹介
古市徹[フルイチトオル]
北海道大学大学院工学研究科北方圏環境政策工学専攻教授、京都大学工学博士。香川県生まれ。1973年京都大学工学部衛生工学科卒業、1979年京都大学大学院博士課程衛生工学専攻単位取得退学、京都大学工学部助手、1985年厚生省国立公衆衛生院に移り廃棄物計画室長を経て、1994年大阪府立大学工学部助教授、1997年北海道大学大学院工学研究科教授。現在循環計画システム研究室を主宰している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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