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出版社内容情報
《内容》 書籍は大きく分けて2編構成であり、前半はX線に関する基礎知識と臨床現場で使用されているX線造影全般に関してまとめてある。後半は論文執筆、学会発表の際に必須のデータ(X線スペクトルなど)が「類書を寄せ付けない分量で」網羅されている.また、CD-ROMには、X線エネルギーをはじめ、さまざまなデータが収録されている。
内容説明
X線の照射線量は、X線装置と診療放射線技師の技術によって大きく変化することが知られています。そのためには、X線管・患者さんの配置、X線管のターゲット物質、焦点の大きさ、フィルタの材質・厚み、焦点―受像器間距離、検査部位、被検査体の厚み、グリッドの選択、空気間隙、焦点―受像器間に介在する物質、受像器の選択、管電圧、管電流、照射時間などを考慮する必要があります。それらのパラメータによって変化する線量場を知ることにより、画像の質と被ばく線量を科学的に評価することが可能となります。本書では、画質の評価と被ばく線量を評価するために膨大なデータをCD‐ROMに収録しています。
目次
1章 序論
2章 診断X線の物理法則(X線の発生と測定;光子と物質の相互作用 ほか)
3章 臨床応用(患者への線量評価;散乱X線 ほか)
4章 診断X線のスペクトルと関係するデータ(Supplement)(X線スペクトル;相互作用に関係した係数 ほか)
著者等紹介
笠井俊文[カサイトシフミ]
1975年京都放射線技術専門学校卒業。2001年博士(医学)。現在、京都医療技術短期大学診療放射線技術学科助教授
加藤博和[カトウヒロカズ]
1977年立命館大学大学院理工学研究科博士課程修了。理学博士。現在、岡山大学医学部保健学科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。