出版社内容情報
【セールスポイント】
建築構造設計者必携の書！
【発刊の目的と内容】
現行版「建築構造の設計」は、構造設計実務の助けとなることを目的として、構造設計者が自らのために作成したものですが、建築基準法の大幅な改訂やJSCA規準の制定に伴い、このたび新たに「建築の構造設計」として発行するもの。
本書は、構造設計における取組方や基本的な考え方・規準について詳細に解説し、また、そのポイントを多数の図を用いながら詳しく解説している。
【購読対象者】
・建築の構造設計技術者
内容説明
本書は、倫理規定・建築構造設計規範・建築構造設計指針・目標性能と性能メニュー・構造設計の要点から構成されている。「倫理規定」は、社会に向けての会員の姿勢を表すもので、業務遂行に当たっての行動原理を示す。「建築構造設計規範」は、構造設計の理念を示し、構造設計者の思考の規範を示すものである。「建築構造設計指針」は、建築構造の性能設計を行ううえでの案内書であり、構造設計のあるべき姿と部材や骨組の設計クライテリアなどを具体的に示している。「目標性能と性能メニュー」は、建物の挙動や状態を、具体的な限界値として工学量で定義することを目指し、建築主に的を得た助言を行い、建築主の自由な性能選定と合意を引き出すためのコンセプトと情報を提供している。「構造設計の要点」は、建築構造設計指針では表現しきれない、あるいは一般論としては記述できないような設計上の事項・事例をまとめたものである。
目次
第１編 ＪＳＣＡ倫理規定
第２編 ＪＳＣＡ建築構造設計規範
第３編 建築構造設計指針（指針総則および構造性能設計；構造計画；設計用荷重・外力 ほか）
第４編 目標性能と性能メニュー（基本事項；性能設計の流れ；目標性能の設定）
第５編 構造設計の要点（構造計画；設計用荷重・外力；材料の選定 ほか）
