出版社内容情報
【セールスポイント】
SGMLを各専門分野の第一人者がわかりやすく解説した、入門・活用書
【発刊の目的と内容】
各種データの電子化ともに、SGMLがデータベース規格として注目を集めている。本書は、斯界の第一人者がそれぞれの専門分野におけるSGMLの実状と今後について、やさしく解説した入門書である。専門的な内容よりも各分野における現状を詳細に解説している点、また最終章でCALSとの関連をとりあげている。
【購読対象者】
データベース、電子出版に関心ある方、技術者の方、出版・印刷会社のソフト技術者の方
【詳細目次】
第1章 SGMLの考え方♂1・1 SGMLとは♂1・2 SGMLの効用♂1・3 電子出版モデル♂1・4 SGML文書の構成♂1・5 文書構造とDTD♂1・5・1 階層構造の表現♂1・5・2 非階層構造の表現♂1・5・3 表の取扱い♂1・5・4 図や絵の取扱い♂1・5・5 文書の種類とDTD♂1・6 DTDのその他の機能♂1・7 SGMLへの対処の仕方♂1・7・1 仕事別の対応♂1・7・2 ツールの種類♂1・7・3 日本語対応♂1・8 纏め♂第2章 SGMLと電子出版♂2・1 従来の文書処理♂2・1・1 コンピュータ組版以前♂2・1・2 コンピュータ組版♂2・1・3 ワードプロセッサ♂2・1・4 DTP♂2・1・5 WYSIWYGとSGML♂2・2 電子出版♂2・2・1 リファレンス♂2・2・2 ハイパーテキスト♂2・2・3 マルチメディア♂2・3 SGMLによる出版方法♂2・3・1 各種データの取扱い♂2・3・2 文書構造の設計♂2・3・3 SGML文書の入力♂2・3・4 SGMLの解析♂2・3・5 組版変換♂2・3・6 CD-ROMの制作♂第3章 SGMLとデータベース♂3・1 一次情報の電子化♂3・2 データベースから見たSGMLの活用♂3.3 データベースとデータ構造♂3.4 複雑な構造をもった文書のサポート♂3.5 複合オブジェクトに対する検索とデータ操作-DQLの設計-♂3・5・1 文書スキーマ定義♂3・5・2 文書問合せ式♂3・5・3 カーソル処理♂3.6 国際標準化機構♂第4章 SGMLのソフトウェア♂4・1 SGML関連ソフトウェアの位置づけ♂4・1・1 SGML文書作成ツール♂4・1・2 SGML文書処理ツール♂4・1・3 HyTime処理系♂4・2 SGMLプロダクツ♂4・2・1 欧米文書用プロダクツ♂4・2・2 日本語文書用プロダクツ♂4・3 SGMLシステムと適合性試験♂4・4 ハイパーメディア文書の記述♂4・4・1 規格開発の経緯♂4・4・2 HyTimeの規定♂第5章 わが国におけるSGML関連の標準化♂5・1 SGMLは世界共通♂5・2 わが国におけるSGML関連の標準化♂5・3 SGMLの応用規格は?♂5・4 わが国での応用例は?♂5・5 SGMLの研究グループ♂第6章 テキストデータベースとTEI♂6・1 テキストデータベースからコーパスへ♂6・1・1 人文科学とコンピューティング♂6・1・2 コーパスとは何か♂6・1・3 ALLCとACH♂6・2 TEIの活動♂6・2・1 経過・目的・運営♂6・2・2 将来♂6・3 TEIのガイドライン♂6・3・1 TEIが評価したSGMLの特徴♂6・3・2 マークアップ/エンコーディング♂6・3・3 TEI文書の基本的構造とサンプル♂6・3・4 日本語テキストデータベースのタグ付け♂6・3・5 問題点♂6・4 日本のテキストデータベースとコンピューティング♂6・4・1 研究環境の整備♂6・4・2 TEIと日本♂7章 SGML普及への展望♂7・1 SGMLへの旅♂7・1・1 米国化学会CAS♂7・1・2 BRS♂7・1・3 マサチューセッツ医学会♂7・1・4 欧州共同体出版局♂7・1・5 英国政府出版局♂7・1・6 英国王立化学会♂7・1・7 カナダ・ウォータールー大学♂7・1・8 英国・米国への旅♂7・2 わが国におけるSGML普及への展望♂7・2・1 実験から実用へ♂7・2・2 出版活動における国情の相違♂7・2・3 CALSの衝撃-産業再革命♂索引
内容説明
マルチメディア時代の電子出版への新しいアプローチ、フルテキストデータベース、デジタルライブラリーの国際規格、SGMLの最新動向を紹介。斯界の第一人者がそれぞれの専門分野から解説。
目次
第1章 SGMLの考え方
第2章 SGMLと電子出版
第3章 SGMLとデータベース
第4章 SGMLのソフトウェア
第5章 わが国におけるSGML関連の標準化
第6章 テキストデータベースとTEI
第7章 SGML普及への展望