出版社内容情報
シェルは、UNIX環境下で生産性と品質を改善する重要なかぎを握っている。シェルは繰り返し作業を自動化したり、置き忘れた場所を見つけてくれたり、食事や睡眠時間中、そして時間節約のために余儀なくされている作業中ですら多くのことを実行してくれる。シェルを利用することで効果と効率がいっそう高まり、生産性を2,3,4倍に向上できる。理由は、シェルで多くの作業を自動化するためのツールを作ることができるからである。また、シェルによって、ユーザはプロトタイプのアプリケーション、プログラム、手続き、ツールなどを組み立てることができる。
一時的なプロトタイプを作ったり、それを発展させて真に必要なものを準備したり、多くのコーディング、コンパイルやテストなしに妥当なツールやアプリケーションを正確に作ることができる。シェルはほとんどどんな問題にでも取り組むことができるので、人でによって実行する必要はほとんどない。
内容説明
基礎知識から上級テクニックまで実例とノウハウを満載。
目次
第1部 初心者のためのシェル(シェルのパワー;シェルの基本;シェルコマンド;シェル制御文;シェルプログラミング)
第2部 ユーザのためのシェルプログラミング(パーソナルコンピュータシェルプログラミング;ユーザフレンドリなインタフェース;ユーザシェルプログラミング;ユーザ文書の処理)
第3部 パワーユーザのためのシェルプログラミング(シェルイノベータ;シェルのツール職人;シェルの完全習得;シェルフィルタ構築ツール;UNIXシステム管理者)