目次
第1章 昆虫食概観
第2章 日本の昆虫食
第3章 アフリカの昆虫食
第4章 アジアの昆虫食
第5章 中南米の昆虫食
第6章 北米の昆虫食
第7章 オセアニアの昆虫食
第8章 その他の国の昆虫食
第9章 食用昆虫の確保と流通
第10章 薬用昆虫
著者等紹介
三橋淳[ミツハシジュン]
1932年東京都生まれ。東京大学農学部卒業後、農林省農業技術研究所昆虫科に研究員として入所。以来、在外研究員として米国ボイストンプソン植物研究所、客員研究員としてオーストラリアCSIRO昆虫学研究所、在外研究員としてフランスINRA細胞病理学研究所でも研究活動を行う。その後、農林水産省農業環境技術研究所主任研究官、同省林業試験場天敵微生物研究室長を歴任。1988年より、東京農工大学農学部植物防疫学科応用昆虫学研究室教授、1998年東京農業大学応用生物科学部バイオサイエンス学科教授として教鞭をとる。農学博士(東京大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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幸本司
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ある国の人々が昆虫を食べているからといって、それを気持ち悪いとか信じられないとかいった言葉でけなさないようにしたい。それも、一つの立派な食文化なのだから。2017/08/07
Inzen_Komori
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来たる食糧危機や宇宙での長期航行に備えて昆虫食の良さやレシピから毒性・薬用昆虫等の事項までクソ真面目に網羅していて精神的にかなりキツイです。まず一章を読むだけで日常の食事にすら躊躇いを生じさせる書き方をしている。……昆虫食において注意すべき点は?生食は避ける?成虫はあんまり食えない?内臓や排泄物は押し出すなりしてなるべく取り除く?脚のトゲや翅は食えたもんじゃない?蝉は結構うまい……という感じ(?)。でも実際に日常に溶け込むときはたぶん粉末にしたりペースト状にして肉団子とかにして見た目わからなくさせるだろう2014/11/08
ととむ
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微に入り細に入り昆虫食の各国事例が網羅。読んでると食べない方がどうかしてる気分になるけど・・・いやいや無理かなー。考えてみればしゃことかエビは昆虫ぽいわなあ。2012/09/16