出版社内容情報
データ解析者にとって、統計学の理論は重要だが、それ以上に重要なのは、抱えている目的を解決するために、なんらかの統計解析手法を適用し、結果を求めることである。本書は Rのインストールからデータの取り扱い方、操作方法、結果の見方、さらに Rのエラーの対処方法など、Rでデータを解析していくうえで必要なことを解説する。
内容説明
Rは、モデルを構築して解析し、結果を見てさらにモデルを改良するという探索的なデータ解析に適した統計解析システムである。同時に、基礎的な知見を得たり報告書を作成したりするためのルーチン的なデータ解析にも適している。本書では、多様な統計解析手法について、結果の可視化を意識しつつバッチ処理的な方法も重視し解説を行う。また、Rの特長を最大限に生かしたデータ解析の実例や、著者による統合化された便利な関数も紹介する。
目次
第1章 Rを使ってみる
第2章 データの取り扱い方
第3章 一変量統計
第4章 二変量統計
第5章 検定と推定
第6章 多変量解析
第7章 統合化された関数を利用する
第8章 データ解析の実例
著者等紹介
青木繁伸[アオキシゲノブ]
1974年3月東京大学医学部保健学科卒業。1976年3月東京大学大学院医学系研究科修士課程修了(疫学専攻)。1979年3月東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(疫学専攻)。1979年4月日本学術振興会奨励研究員。1980年4月東京大学医学部助手(疫学)。1984年4月群馬大学医学部講師(公衆衛生学)。1988年4月群馬大学医学部助教授(公衆衛生学)。1993年10月~現在、群馬大学社会情報学部教授(社会統計学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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