マンガでわかる測量

栗原 哲彦/佐藤 安雄【共著】/吉野 はるか【作画】/パルスクリエイティブハウス【制作】

オーム社（2008/09発売）

• サイズ B5判／ページ数 247p／高さ 24cm
• 商品コード 9784274067259
• NDC分類 512
• Cコード C3051

内容説明

さまざまな測量技術の中から、「距離測量」、「トラバース測量」、「平板測量」、「水準測量」という教育機関で講義される測量の基礎だけを取り上げて、マンガでわかりやすくまとめた。

目次

第１章　測量の基礎知識（測量って何だろう？；基準点を使って位置を表現しよう；測量の誤差）
第２章　距離測量（距離の測量とは；斜面における距離の求め方；斜距離から水平距離を求める方法）
第３章　トラバース測量（トラバース測量とは；トラバース測量を始めよう！）
第４章　平板測量（平板測量とは；平板測量に使う器具；平板の標定作業；細部測量の方法）
第５章　水準測量（水準測量とは；直接水準測量の原理；直接水準測量の作業）

著者等紹介

栗原哲彦［クリハラノリヒコ］
１９９２年岐阜大学工学部土木工学科卒業。１９９４年岐阜大学大学院工学研究科博士前期課程土木工学専攻修了。１９９４年岐阜大学工学部土木工学科助手。１９９８年武蔵工業大学工学部土木工学科助手。１９９９年武蔵工業大学工学部土木工学科講師。２００２年武蔵工業大学工学部都市基盤工学科講師。２００５年武蔵工業大学工学部都市基盤工学科助教授。２００７年武蔵工業大学工学部都市工学科准教授（現職）

佐藤安雄［サトウヤスオ］
１９７０年那須工業高校卒。１９７０年武蔵工業大学工学部土木工学科技術員。１９７５年武蔵工業大学工学部土木工学科技士補。１９８５年武蔵工業大学工学部土木工学科技士。２００２年武蔵工業大学工学部都市基盤工学科技士。２００７年武蔵工業大学工学部都市工学科技士（現職）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Mentyu]

考古学をやっている関係で自分も測量をする。しかし、体系的に測量を教わることはなく、現場で先輩から口伝される作業を必死に覚えるというスタイルだったので、気が付けば誰も測量の全体像を把握していないという恐ろしい状況に。本書でようやく「あの作業はこういう位置づけなのか！」と理解できたところも多く、非常に得るものが大きかった。研究室の測量が伝統芸能化しているのを脱するための一助として活用したい。

2018/06/04

[メロンサンデー]

流し読み

2015/08/23

[オランジーナ＠]

なかなか良かった。ストーリーは、いまいち。

2023/05/05

[しがない本読み]

イラストが素人レベルでなんとも言えない。でもわかりやすい解説だったから良かった。測量の入門書みたいなもの。足がかりにはなるけどずっと使う専門書としては、細かい記述がないので注意。

2013/08/01

[issy]

ストーリーもキャラ設定も非常にアリガチなので、そっちには変に頭を使う必要なし。こういう本の場合はそれで良いんだと思う。コレ読んだらすぐに測量デビューできる、という程カンタンではないだろうが、測量の基本的な手法や考え方はわかった気になれる。

2010/03/05