出版社内容情報
サービス価値をどのようにデザインし、体系化するか、またその考え方や方法論を説く。
目次
序章 サービス化社会へのマクロシフト
1章 なぜ、今サービスサイエンスなのか?
2章 21世紀は、サービス化社会へ
3章 サービスセントリック企業の台頭
4章 ICTサービスを特徴付けるもの
5章 サービスサイエンスの動向
6章 サービスイノベーションデザイン
7章 ICTサービスとビジネスモデル
8章 ICTサービスイノベーションの今後の展望と提言
著者等紹介
上林憲行[カミバヤシノリユキ]
東京工科大学メディア学部教授。1980年慶応義塾大学大学院理工学研究科博士課程修了、工学博士。広島大学工学部助手、富士ゼロックス(株)入社後、主幹研究員(Research Fellow)、研究所所長等を歴任。その間、主に、メディア・アーキテクチャ、知識・デジタルコンテンツサービスなどの研究開発と研究マネージメントに従事。2000年山形大学工学部情報科学科教授を経て2003年より現職。人工知能学会理事、情報処理学会理事、情報処理学会情報メディア研究会幹事・主査を歴任。現在、情報処理学会ネットワーク生態学研究G主査。サービスサイエンス、ネットワーク生態学、サービス臨床工学に関心をもつ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Mikio Kitayama
1
概念としての解説等々はよくまとめられていると思うが、事例がいささか古すぎる2007年発行だから仕方ない。2018/08/04
まさお
1
【必再読】入門として必要なものはすべてカバーしていてよい。 サービスイノベーションの例を入れていたり、イノベーションについてもわかりやすかった。また、それだけでなくサービスデザインについても触れられていてよかった。 内容も高度で中身があったため、また再読したいと思いました。2013/08/28
そうとめ
0
サービス自身を研究対象としているところが面白い。この本は、とても読みやすいので入門にはオススメです。 2012/03/02
okamog
0
だいたい、こういうのをサービスサイエンスていうのね。ていうのが分かった。2010/03/23
burkett
0
「入門」だけあって、サービスサイエンスについて背景から動向、方法論まで広く浅く載っていた。背景が1~3章と長い気がするが。そのため、IBMが提唱するサービスサイエンスとサービスサイエンスで用いられている方法論について知りたくて読んだのに、IBMのSSMEは5章で少し述べられていて、具体的な活動や方法論には言及されてなかった。捉えるべき概念や背景が多数散りばめられているので、入門としてはすごく役に立つと思う。2009/11/16