出版社内容情報
社会が構成され運営されているシステム・制度・メカニズムなどの問題を工学的志向で解く。
内容説明
「社会システム工学」とは、人の集まりである社会の動き・システム・制度・メカニズムなどを工学的な発想で理解し検討し解決するために「考える」ことです。本書は「社会システム工学」を学ぶ人が「基礎知識」と「考える力」を身につけられるようにまとめたものです。
目次
オリエンテーション
問題とはどんなものか
データについて考える
データから情報を読む
モデルで考える―シミュレーションと最適化
モンテカルロ法のはなし―乱数とシミュレーション
システムダイナミックス&シンキング
予測のはなし―時系列予測と未来予測
ゲームの理論のはなし
確率とベイズの理論の不思議
不確実性と人の判断と行動
ネットワークで考える
ITと社会システム
考えるための方法
著者等紹介
大澤光[オオサワミツル]
1945年3月千葉県生まれ。1967年3月東京大学工学部精密機械工学科卒業。1969年3月東京大学大学院工学系研究科精密機械工学専門課程(修士課程)修了。日本専売公社、富士通などを経て、2002年4月から東京都立科学技術大学工学部教授。2005年4月から首都大学東京システムデザイン学部教授。首都大学東京大学院システムデザイン研究科教授、放送大学大学院客員教授、北海道大学博士(文学)。所属学会:情報処理学会、システムダイナミックス学会日本支部、日本心理学会、日本認知科学会、日本応用心理学会、日本感性工学会、日本顔学会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。