内容説明
本書ではマーケティングリサーチに手を染める３人が、ＪＭＰを用いて統計解析をいかに手間をかけずに行うかを解説。そのため、単なるＪＭＰの操作解説のみでなく、基本的な統計の考えを自分で体験して学べるように配慮している。例題はできるだけ実際に測定したものを使用し、大学生、ビジネスマンに役立つ内容（アルコールを飲める体質、ネットの犯罪など）を選んでいる。また、商品開発に有用なアンケート調査の例も、その処理過程とともに示した。
目次
第１部 ＪＭＰではじめるデータ解析（ＪＭＰとは何か；ＪＭＰを体験する ほか）
第２部 ＪＭＰで納得する統計の基礎（データテーブルの作成；分布 ほか）
第３部 ＪＭＰで体験する統計解析（実際のデータの取り扱い；二変量の関係 ほか）
第４部 ＪＭＰで実践する統計解析（商品開発のプランニング）
著者等紹介
田久浩志［タキュウヒロシ］
１９７７年３月慶応義塾大学工学部電気科卒業。１９８０年３月慶応義塾大学工学研究科電気専攻修了。工学修士。１９９３年６月東邦大学医学部。医学博士。現在、中部学院大学人間福祉学部健康福祉学科教授。受賞歴にＳＡＳ Ｕｓｅｒｓ’ Ｇｒｏｕｐ Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ Ｊａｐａｎ功績賞（１９９９）
林俊克［ハヤシトシカツ］
１９８２年岡山大学農学部卒業。１９８３年オークランド（ＮＺ）大学理学部留学。１９８５年岡山大学農学研究科卒業、同年資生堂入社。１９９５年博士（薬学）。現在、株式会社資生堂製品開発本部製品化計画部情報開発室主任研究員、薬学博士。ＣＳ開発部門にて、お客さま価値調査システム（ＶＡＣＡＳ）テキストマイニングシステム（ＤＩＯＮＩＳＯＳ）の開発・活用に従事。受賞歴に日本動物実験代替法学会ゴールデンプレゼンテーション賞・多変量解析シンポジウム優秀事例賞・日本感性工学会出版賞
小島隆矢［コジマタカヤ］
１９９０年東京大学工学部建築学科卒業、同年、東陶機器株式会社入社。１９９２年東陶機器退社。１９９３年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修士課程入学。１９９７年博士（工学）、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻助手。２０００年建設省建築研究所第一研究部研究員。現在、独立行政法人建築研究所住宅・都市研究グループ主任研究員。受賞歴にＳＡＳ Ｕｓｅｒｓ’ Ｇｒｏｕｐ Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ Ｊａｐａｎポスター賞（２０００）、多変量解析シンポジウム優秀事例賞（１９９７）
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