出版社内容情報
【セールスポイント】
3D風景・景観作成ソフト、「BRYCE」の利用方法、コンテンツ作成ノウハウ、作成例などを紹介!
【発刊の目的と内容】
BRYCEは、3D風景・景観作成およびアニメーション作成ソフトウェアである。統合型3D作成ソフトと異なり、汎用的なCG作成には対応していないが、風景・景観が非常に簡単に作成できること、他のソフトで作ったモデルに表面的なフィニッシュや背景を入れるといった使用が可能なこと、低価格であることなどの理由からプロからアマチュアまで幅広いユーザーが存在する。
この本では、魅力あるコンテンツを数多く作成している著者が、実際の利用に際して、どのようにBRYCEの設定を行いCG画像を作っていくかを、具体例をとおして紹介している。
【購読対象者】
BRYCEの初心者(ホビーユーザー)から中級者、上級者ユーザー
【詳細目次】
Chapter 1 Bryceへの入口
1-1 簡単な景観作成のチュートリアル
1-2 Bryceでできること
1-3 インターフェイスを理解する
1-3-1 ツールパレット
1-3-2 作業ウィンドウ
1-3-3 ナノプレビュー
1-3-4 メモリドット
1-3-5 コントロールパレット
1-3-6 テキスト表示エリア
1-3-7 アニメーション/選択パレット
1-3-8 上級表示パレット
Chapter 2 空間の概念
2-1 ワールドと座標
2-1-1 ワールドスペース
2-1-2 オブジェクトスペース
2-1-3 絶対座標
2-1-4 相対座標
2-2 オブジェクトの操作
2-2-1 マウスドラッグによるオブジェクトの移動
2-2-2 移動ツールによるオブジェクトの移動
2-2-3 マウスドラッグによるオブジェクトの回転
2-2-4 回転ツールによるオブジェクトの回転
2-2-5 ドラッグによるオブジェクトのサイズ変更
2-2-6 リサイズツールによるオブジェクトのサイズ変更
2-2-7 オブジェクト属性の使用
2-2-8 原点の移動
2-2-9 オブジェクトの整列
2-2-10 オブジェクトをランダムに配置する
2-2-11 オブジェクトの階層化
2-3 ビューの切り替えと調整
2-3-1 ビューの切り替え
2-3-2 ビューの調整
2-3-3 ビューの保存
Chapter 3 地形の作成
3-1 地形作成の基本操作
3-1-1 シーンに地形を配置する
3-2 地形エディタによる地形の編集
3-2-1 地形エディタのインターフェイス
3-2-2 地形キャンバスの基本
3-2-3 3Dプレビューの基本
3-3 編集ツールによる地形の作成
3-3-1 標高タブのコントロール
3-3-2 フィルタタブのコントロール
3-3-3 ピクチャタブのコントロール
3-4 ペイントツールによる地形の編集
3-4-1 ペイントブラシコントロール
Chapter 4 オブジェクトの作成
4-1 無限平面の作成
4-1-1 さまざまな無限平面の作成
4-1-2 立体表層の作成
4-2 手続き型オブジェクトの作成
4-2-1 樹木の作成
4-2-2 岩石の作成
4-2-3 面対称地形の作成
4-2-4 メタボールの作成
4-3 プリミティブオブジェクトの作成
4-4 ブーリアン演算によるオブジェクトの作成
4-4-1 正負の組み合わせによる違い
4-4-2 ブーリアン演算の操作
Chapter 5 空の作成
5-1 空と霧パレットの操作
5-1-1 空と霧パレット
5-2 スカイラボの設定
5-2-1 スカイラボのインターフェイス
5-2-2 [太陽と月]タブ内の設定
5-2-3 [雲]タブ内の設定
5-2-4 [大気]タブの設定
5-3 夕焼けの作成
5-4 月夜の作成
Chapter 6 マテリアルの設定
6-1 プリセットを使ったマテリアルの設定
6-1-1 マテリアルラボの表示
6-1-2 マテリアルライブラリの使用
6-1-3 テクスチャマッピングモードの変更
6-2 マテリアルグリッドの設定
6-2-1 マテリアルモードの切り替え
6-2-2 ランダムなマテリアルの設定
6-2-3 [表面]モードのマテリアル設定
6-3 テクスチャを使用したマテリアルの設定
6-3-1 チャンネルにテクスチャを使う方法
6-3-2 テクスチャ構成要素ウィンドウ
6-3-3 3Dテクスチャの使用
6-3-4 ディープテクスチャエディタの使用
6-3-5 2Dテクスチャの使用
6-4 水面のマテリアルの作成
Chapter 7 ライトとカメラ
7-1 ライトの設置
7-1-1 ライトをシーンに配置する
7-1-2 ライトの種類
7-2 ライトラボの設定
7-2-1 ライトラボの表示
7-3 灯台の照明の作成
7-4 カメラの設定
7-4-1 カメラの操作
Chapter 8 アニメーション
8-1 オブジェクトのアニメーション
8-1-1 アニメーションツール
8-1-2 アニメーション作成の準備
8-1-3 簡単なアニメーションの作成
8-2 上級モーションラボの操作
8-2-1 上級モーションラボのインターフェイス
8-3 さまざまな要素のアニメーション
8-3-1 ライトの強さや色の変化
8-3-2 オブジェクトのマテリアルのアニメーション
Chapter 9 レンダリング
9-1 レンダーコントロールによるレンダリング
9-1-1 レンダーコントロール
9-1-2 レンダリングの手順
9-2 レンダーオプションの設定
9-2-1 レンダーオプションのダイアログ
Chapter 10 他のソフトとの連携
10-1 他のソフトからの読み込みと書き出し
10-1-1 オブジェクトの読み込み
10-1-2 オブジェクトの書き出し
10-2 合成用の画像のレンダリング
10-2-1 マスク画像のレンダリング
10-2-2 被写界深度を付ける
Chapter 11 Bryce+1テクニック
11-1 地形オブジェクトを利用した雄大な滝の表現
11-2 地形オブジェクトでつなぎ目のない無限の大陸を生成
11-3 密生した木々を効率よく作成する
11-4 Photoshopとの連携で景観に奥行きを出す
11-5 Bryceから空の画像を書き出して他の3Dアプリケーションで利用
索 引
内容説明
BRYCEは、3D風景・景観作成およびアニメーションの作成が簡単にできるソフトウェアである。BRYCEのみで一枚の風景画などを作成することはもちろん、他の3D系ソフトで作ったモデルを読み込み、表面的なフィニッシュや背景を入れるような使い方もできる。本書では、実際にBRYCEを利用するにあたり、どのように設定を行って画像を作っていくかを、具体例をとおして詳細に解説した。BRYCEの基本的な使い方や簡単なアニメーションの作成、実際に使えるチュートリアルなど、豊富なコンテンツを盛り込んだ充実の内容。
目次
1 Bryceへの入口
2 空間の概念
3 地形の作成
4 オブジェクトの作成
5 空の作成
6 マテリアルの設定
7 ライトとカメラ
8 アニメーション
9 レンダリング
10 他のソフトとの連携
11 Bryce+1テクニック
著者等紹介
大沢ツトム[オオサワツトム]
1967年東京生まれ。グラフィックデザイナー。主に広告やパッケージデザインを専門にキャリアをスタートしたが、ここ数年は、雑誌、書籍への執筆も積極的に行っている
大河原浩一[オオカワラコウイチ]
CGクリエイター。映画・ビデオ・展示映像・ゲームなど、さまざまな分野のCG映像制作のほか、デジタルコンテンツの演出&アートディレクションも手がける。CGプロダクションビットプランクス代表
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。