出版社内容情報
【セールスポイント】
計測制御アプリ開発ツール「APPLIC 1.0」によるプログラミングレスなシーケンサ制御を詳細に解説。
【発刊の目的と内容】
シーケンサ制御監視システム用アプリ構築ツール「APPLIC 1.0」に関する解説書。
これまで、シーケンサ(PLC)制御にはVB,VCによるプログラミングが必要だったが、APPLIC 1.0を使えば各モジュールをアイコン化したパネルを使い、それぞれを画面上に配置して線でつなげることでプログラミングが完了する。紹介したモジュールは各社のシーケンサに対応。
【購読対象者】
計測機器制御に関心のある技術者
シーケンサ利用者
【付録】
なし
【詳細目次】
第1章 Applicとは
1-1 Applicで何ができるか
Applicとは
Applicの特徴
Applicを導入するとどう変わるのか
1-2 Applicでのプログラム作成の流れ
1-3 Windowsの操作
Windowsの画面
Windowsの基本操作
1-4 TCP/IPの設定
1-5 プリンタの設定
第2章 Applicを使う前の準備
2-1 Applicのインストール
Tips インストール先のフォルダを変更したいとき
Tips Applicのアンインストール
2-2 Applicの起動と終了
Tips Applicをすぐに起動したいとき
2-3 PLCとパソコンを接続するために
通信プロトコルの概要
PLC側の準備
第3章 簡単なプログラムの作成
3-1 これから作成するプログラムについて
3-2 パネルの配置方法
Tips パネルの位置を変更するには
3-3 ワイヤリング
Tips データタイプについて
3-4 ワイヤー色の変更
Tips ワイヤーの色の付け方について
3-5 プログラムの実行
Tips プログラムのデバッグについて
3-6 プリセットの設定
3-7 パネルの追加
3-8 ユーザーインターフェースの調整
3-9 プログラムを保存する
Tips Front Viewでのパネルのレイアウト調整方法
第4章 PLCとの通信
4-1 PLCの設定
Tips Applicで使用可能なデバイスとその範囲
4-2 PLCとの通信
Tips 〔MELSEC〕パネルで使用できるデバイスの種類について
4-3 プログラムをランタイム版で実行
ランタイム版とは
ランタイム版を使用するときの注意
Tips 拡張子が表示されない場合
Tips Applicで作成したプログラムの配布
第5章 プログラムの拡張
5-1 これから拡張するプログラムについて
5-2 すでにあるファイルを別名で保存
Tips ファイル名の変更について
5-3 ニードルメーターとレベルメーターの配置
5-4 LEDで異常を通知する
Tips 〔Condition〕パネルの〔条件〕について
5-5 モジュールの作成
5-6 モジュールの複製
Tips 〔Condition〕パネルと〔Trigger〕パネルの違いについ
て
Tips 〔Front View〕ウィンドウでのパネルと〔リアビュー〕
ウィンドウでのパネル
との対応
5-7 E-mailでの異常通知
Tips E-mailの本文にパネルから入力されたデータ値を入れる
第6章 主なパネルの使用方法
6-1 数値データを表示する
Tips 〔NeedleMeter〕パネルのピークホールド
6-2 文字列データを表示する
6-3 画像を表示する
6-4 パネルの動作をチェックする
6-5 グラフを描く
Tips 〔色〕ダイアログ について
6-6 データをファイルに記録する
Tips 保存されたデータについて
6-7 文字列データを扱う
6-8 異常通知を行う
6-9 データをExcelに貼り付ける
6-10 フロントパネルを非表示にする
6-11 グラフでのカーソルを細かく移動する
6-12 論理演算を行う
6-13 データの切り替えを行う
6-14 入力したデータによりメッセージを切り替える
6-15 表示画面を切り替える
6-16 データの変換を行う
付録A Applicコマンドリファレンス
A-1 〔ファイル〕メニュー
A-2 〔編集〕メニュー
Tips 同じ設定のパネルを複数配置するとき
Tips 右クリックで表示されるメニューについて
A-3 〔モジュール〕メニュー
Tips ほかのパソコンに登録したモジュールを認識させるには
A-4 オプション〕メニュー
A-5 〔ウィンドウ〕メニュー
A-6 〔計測実行〕メニュー
A-7 〔PLC〕メニュー
付録B パネル一覧
B-1 信号源
Tips プリセットの共通設定項目
B-2 制御
B-3 信号分岐
B-4 演算
Tips 〔Calculator〕パネルでの演算について
B-5 演算処理/判断
B-6 表示
Tips 〔Histgram〕パネルの編集メニューについて
Tips Trend Graphの編集メニューについて
Tips Trend Graphでの回帰曲線グラフの表示方法
Tips X-Y Graphの編集メニューについて
B-7 日付/時間
B-8 ベクタデータ処理
Tips ベクタデータとは
B-9 文字列
Tips Applicで用意されている表示画像のサンプルについて
B-10 PLCとの通信
B-11 その他
内容説明
現在、IT(インフォメーションテクノロジー)が注目されていますが、ApplicはWindowsが搭載されたパソコン上で動作するので、PLCから送られたさまざまなデータをEXCELに取り込んだり、電子メールで送信することができ、既存のネットワーク環境にも柔軟に対応することができます。また、Applicでシステム開発を行うことで、PLCからの情報を直接利用して、生産ラインのデータを営業や経営側のデータとしてリアルタイムに利用できるような環境を整備することもできます。本書は、このApplicを実践的に学習できるように、具体的なアプリケーションを作成しながら解説します。
目次
第1章 Applicとは
第2章 Applicを使う前の準備
第3章 簡単なプログラムの作成
第4章 PLCとの通信
第5章 プログラムの拡張
第6章 主なパネルの使用方法
付録A Applicコマンドリファレンス
付録B パネル一覧