出版社内容情報
【セールスポイント】
Javaによるデータベースプログラミングテクニックが満載!
【発刊の目的と内容】
JDBCは、Java言語からDBMS(Database Management System)に対してSQLを発行したり、あるいはその結果を受け取って処理を行うための仕組みで、Javaからデータベースへのアクセスを容易に実現するシステムとして注目されています。本書は、JDBCの概念や役割をはじめ、JDBCを利用したオーソドックスなプログラミング事例を紹介し、Webページとデータベースシステムとの連携アプリケーションの開発手法を解説します。
【購読対象者】
Webページとデータベースとの連携システム構築に関心のある、企業内システム管理者から個人ユーザーまで。
【詳細目次】
1章 WWW時代のリレーショナルデータベース
1.1 WWWとリレーショナルデータベース
1.2 RDB概説
1.2.1 特徴1:理解しやすいデータの構造
1.2.2 特徴2:容易なデータ操作
■SELECT文(検索)
■INSERT文(追加)
■UPTATE文(更新)
■DELETE文(削除)
1.3 WWW-RDB接続方式
1.3.1 CGI方式
1.3.2 サーバーサイドスクリプト方式
1.3.3 Java方式
1.4 各方式の比較
1.4.1 CGI方式の利点・欠点
1.4.2 サーバーサイドスクリプト方式の利点・欠点
1.4.3 Java方式の利点・欠点
1.5 JDBCとは何か?
1.6 本書で扱うシステムの動作環境
2章 JDBCの基礎知識
2.1 JDBCの役割
2.2 JDBCとODBC
2.3 プログラマから見たJDBC
■ SQLの差異の吸収
■ データ型の差異の吸収
2.4 JDBCドライバ
2.4.1 JDBCの構造
2.4.2 タイプ1:JDBC-ODBC Bridgeドライバ
2.4.3 タイプ2:Native API partly-Javaドライバ
2.4.4 タイプ3:Net Protocol All-Javaドライバ
2.4.5 タイプ4:Native Protocol All-Javaドライバ
2.5 JDBCとアプレット
■ アプレットはnativeコードをロードできない
■ アプレットはクライアント上のリソースをアクセスできない
■ アプレットはDownload元サーバー以外のサーバーと通信することができない
2.6 JDBC-ODBC Bridgeドライバ
2.6.1 JDBC-ODBC Bridgeドライバのメリット
■ JDBCが手軽に試せる
■ ODBCドライバしかないデータベースシステムからの接続手段
2.6.2 JDBC-ODBC Bridgeドライバのデメリット
■ アプレットから使うことができない
■ クライアント側でセットアップ作業が発生する
2.6.3 使用できるODBCドライバ
3章 基礎プログラミング
3.1 本章で扱うファイルの内容
3.2 検索処理
3.3 検索処理の詳細
3.3.1 JDBCドライバのロード
3.3.2 データベース接続
3.3.3 SQL作成
3.3.4 SQL実行
3.3.5 検索結果の取り出し
3.3.6 切断
3.3.7 例外処理
3.4 更新処理
3.4.1 レコードの追加(INSERT)
■ INSERT文の形式
■ Javaプログラム例
3.4.2 レコードの変更(UPDATE)
■ UPDATE文の形式
■ Javaプログラム例
3.4.3 レコードの削除(DELETE)
■ DELETE文の形式
■ Javaプログラム例
3.4.4 トランザクション制御
3.5 JDBCにおける日本語の扱い
3.5.1 ResultSet.getString()の問題点
3.5.2 日本語を含むSQL文の実行
3.5.3 まとめ
4章 アプリケーション構築事例
4.1 システムの仕様
4.1.1 使用するテーブル
■ 書籍テーブル(SHOSEKI)
■ 出版社テーブル(SHUPPANNSHA)
■ 社員テーブル(SHAIN)
■ 貸し出しテーブル(KASHIDASHI)
4.1.2 作成する画面
4.2 AWTとの連携(19)
4.2.1 TextFieldとの連携
■ main()メソッド
■ Employee()メソッド
■ actionPerformed()メソッド
■ select()メソッド
■ insert()メソッド
■ end()メソッド
■ setComp()メソッド
■ SJIS2Unicode()メソッド
■ Unicode2SJIS()メソッド
4.2.2 Choiceとの連携
■ DbChoice使用例1
■ DbChoice使用例2
■ DbChoiceのコンストラクタ/メソッドの一覧
4.2.3 Listとの連携
■DbList使用例1(_DbList.java)
■DbList使用例2(_DbList2.java)
■DbListのコンストラクタ/メソッドの一覧
4.3 スタンドアロン型
4.3.1 クラス定義
■ BpFrameクラス
■ BpSelectFrameクラス
■ BpUpdataFrameクラス
4.3.2 BookLibパッケージ
■ Constクラス(BookLib.Const)
■ DbChoiceクラス(bookLib.Db)
■ BpUtilクラス(bookLib.BuUtil)
4.3.3 メニュー画面
4.3.4 検索処理
■ 画面の作成
■ 検索実行可否チェック
■ SQL文の作成
■ 実行結果の画面表示
4.3.5 登録処理
■ 画面の作成
■ SQL実行可否チェック
■ SQL文の作成
■ 実行結果の画面表示
4.3.6 一覧作成処理
4.4 アプレットへの展開
4.4.1 アプレット化の方針
4.4.2 必要ソフトのインストール
4.4.3 テーブル作成
4.4.4 JDBCドライバ変更に伴うプログラムの修正
4.4.5 アプレット化に伴うプログラムの修正
4.4.6 ターゲットデータベース変更に伴うプログラムの修正
4.4.7 サーバーへの配置
4.4.8 テスト
4.4.9 まとめ
5章 上級プログラミング
5.1 PreparedStatement
5.1.1 PreparedStatementの概要
5.1.2 PreparedStatementの使用例
5.1.3 PrepareStatementの効果
5.1.4 PreparedStatementの注意点
5.2 DatabaseMataData
5.2.1 DatabaseMetaDataの概要
5.2.2 DatabaseMetaDataの使用例
5.3 ResultSetMetaData
5.3.1 ResultSetMetaDataの概要
5.3.2 ResultSetMetaDataの使用例
付録1 必要ソフトのセットアップ
付録1.1 ODBCのセットアップ
■ Access 95の場合
■ Access 97の場合
付録1.2 JDBC/JDBC-ODBC Bridgeドライバのインストール
■ JDKのインストール
付録2 JDBC関連リソース集
付録3 サンプルアプリケーションのインデックス
付録4 書籍管理システム(4章)全ソースコード
内容説明
本書は、JDBCの概念や役割をはじめ、WWWとデータベースを連携させる実践的なJavaアプリケーションの開発手法について解説するものである。
目次
1章 WWW時代のリレーショナルデータベース
2章 JDBCの基礎知識
3章 基礎プログラミング
4章 アプリケーション構築事例
5章 上級プログラミング