わかりやすいディジタル変復調の基礎

わかりやすいディジタル変復調の基礎

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  • サイズ A5判/ページ数 234p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784274035654
  • NDC分類 547.546
  • Cコード C3055

出版社内容情報

【セールスポイント】
ディジタル変復調の基本的なしくみを理解する!

【発刊の目的と内容】
通信回線のディジタル化の進展はめざましく、新しい伝送方式を理解するには、ディジタル変復調の基本的な仕組みを理解することが必須となっている。
本書は、振幅・位相・周波数およびそれらの組合せの変調というディジタル変復調の基本技術の解説から、それぞれの変調方式が実際にどのように用いられているかの具体例まで、復調も含めてわかりやすく解説した。

【購読対象者】
通信関連の初級から中級技術者(新入社員の教育用教材として、独習書)
大学の電子通信工学関係学部・学科の大学学部生、大学院生、教員

【詳細目次】
1章 ディジタル変復調の基盤
1・1 搬送波通信・無線通信の幕開け
1・2 ディジタル通信の基本-PCMの基礎
演習問題

2章 振幅変化の利用-振幅変復(ASK)方式-
2・1 変調の原理
2・2 信号スペース
2・3 スペクトルの広がり
2・4 変調回路の例
2・5 信号をもとに戻す-復調の原理
2・6 通信品質の評価-符号誤り率特性
演習問題

3章 位相変化の利用(1)-2相位相変調(2-PSK)方式-
3・1 変調の原理
3・2 信号スペクトルの広がり
3・3 変調回路の例
3・4 復調の方法-その1:同期検波
3・5 復調の方法-その2:遅延検波
3・6 通信品質の評価-符号誤り率特性
演習問題

4章 位相変化の利用(2)-4相位相変調(4-PSK)方式-
4・1 変調の原理
4・2 信号スペースダイヤグラム
4・3 スペクトルの広がり
4・4 変調回路の例
4・5 復調の方法-その1:同期検波方式
4・6 復調の方法-その2:遅延検波方式
4・7 通信品質の評価-符号誤り率特性
演習問題

5章 周波数変化の利用
5・1 FMとFSK
5・2 変調の原理
5・3 信号スペースとスペクトルの広がり
5・4 復調の方法
5・5 MSK方式
5・6 GMSK方式
5・7 波形窓(ウィンドウ)により発生するMSK信号
演習問題

6章 多値変調方式
6・1 8相位相変調方式-8-PSK
6・2 16相位相変調方式-16-PSK
6・3 振幅と位相の両方を利用-振幅位相変調方式(APSK/QAM方式)
演習問題

7章 ディジタル変復調方式の実際
7・1 ファクシミリ通信での伝送
7・2 ディジタルマイクロ波伝送方式
7・3 移動体通信
7・4 OFDM変復調方式

付録
演習問題略解
参考文献

内容説明

本書では、振幅、位相、周波数、あるいはその組合せによる変復調技術について、その基本を述べている。本書の範囲では、各種変復調方式の原理を中心に解説し、実際の通信システムで考慮しなければならない帯域制限やひずみなどさまざまな要因の影響については、その基本を述べるにとどめた。本書は、ディジタル変復調が何であるか、そのイメージを理解する一助となるだろう。

目次

ディジタル変復調の基礎
振幅変化の利用―振幅変調方式
位相変化の利用(2相位相変調方式;4相位相変調方式)
周波数変化の利用
多値変調方式
ディジタル変復調の実際

著者等紹介

関清三[セキセイゾウ]
1965年京都大学工学部修士課程修了。1979年工学博士。現在、東京理科大学工学部電気工学科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kamekame

1
概念的な説明も、数式を利用した理論的な説明も書かれていて読みごたえがあり、大変参考になる本。 完全な初学者には少々厳しいかもしれない。2017/07/26

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