電力系統絶縁工学―サージと事故防止

電力系統絶縁工学―サージと事故防止

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  • サイズ B5判/ページ数 195p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784274035265
  • NDC分類 543.1
  • Cコード C3054

出版社内容情報

【セールスポイント】
電力系統の諸問題についての技術成果を集大成

【発刊の目的と内容】
 電力系統の外部絶縁は、我が国の過酷な気象条件のもとで、信頼性と経済性との調和を模索する技術なので、長年の実系統の運転経験、試験・研究の累積が重要である。
 本書は電力系統技術について、過去40年をたどりながら、技術的問題電力施設の改良の投資効果などについて、多くのデータをもとに集大成したものである。

【購読対象者】
電力関連の技術者,研究者,大学院生

内容説明

今日、原子力発電所の遠隔立地に伴う電力輸送距離の増大、高度情報化時代に要求される電力品質、環境調和に対する社会的要請などに対応するため、電力輸送施設の工事費は累増せざるを得ない情勢にあります。積年の努力によって集積された知見は各専門別・担当別にまとめられ、高い水準と精緻さは国際的にも高い評価を受けておりますが、長い研究開発の歴史の積み重ねのため、また研究が縦割りに分科されて進められることが多かったために、旧来の誤認が慣習的に踏襲されている点も少くありません。実証の手法、統計の解釈、現象の機構、計算プログラムなどを横断的な視点で見直し、諸学説の齟齬を修正する必要を筆者は痛感しております。本書の特色は、縦割りに分科された部門間に一貫した体系を構築することを目ざしたところにあります。これにより電力施設の改良の投資効果の優先順位評価を的確にすることができます。

目次

第1章 雷の特性
第2章 送変電設備の雷害防止
第3章 内部異常電圧
第4章 がいしの塩じん害、着氷雪
第5章 がいしの破壊現象とその防止法

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