出版社内容情報
【セールスポイント】
誤り訂正の基礎、符号理論と応用技術をわかりやすく解説
【発刊の目的と内容】
放送技術、画像情報工学の最近の進展は著しく、「誤り訂正技術」を正しく理解しておくことがますます重要になっている。しかし、この技術の基礎である「符号理論」はかなり数学的に高度な内容であり、初学者にとって、その理解は十分に普及していない。本書は、「符号理論の基礎」から実際に役立つ応用までをできるだけわかりやすく解説することを目的とした。学会誌に連載された「符号理論の手ほどき<RS符号まで>」の内容を全面的に見直している。
【購読対象者】
コンピュータ関連の入社2~3年程度の若い技術者・研究者の方、それらを目指す学生の方。映像・音声・画像などに興味関心があり、これから学習を始めようと思っている方。
内容説明
符号理論の基礎から誤り訂正技術の応用までをわかりやすく解説。
目次
1章 誤り訂正技術の概要
2章 なぜ誤りの訂正・検出ができるのか?
3章 線形方程式による符号
4章 シフトレジスタで生成される符号
5章 BCH符号とRS符号
6章 集中する誤りへの対処
7章 畳込み符号
8章 画像記録技術への符号理論の応用
9章 ディジタルオーディオ技術への符号理論の応用
10章 コンピュータ技術への符号理論の応用
11章 放送技術への符号理論の応用
12章 衛星・移動通信技術への符号理論の応用
13章 符号理論の今後の展開