画像符号化技術―DCTとその国際標準

画像符号化技術―DCTとその国際標準

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  • サイズ A5判/ページ数 528p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784274034015
  • NDC分類 548
  • Cコード C3055

出版社内容情報

【セールスポイント】
DCT(離散コサイン変換)の基本原理と応用技術を具体的に解説

【発刊の目的と内容】
本書は、マルチメディア符号化技術の国際標準として採用が決まっているDCT(離散コサイン変換)の基本原理とその応用技術について具体的に解説した翻訳書である。最近、急速に発展したマルチメディアの根幹となる技術を完璧なまでに厳密に、かつ世界中の研究機関の研究成果を取り込んで具体的事例に基づいて紹介した世界最初の著作物である。

【購読対象者】
通信・コンピュータやAV・集積回路関係メーカーの技術者の方、情報通信・信号処理を学ぶ大学院生から研究者の方

【詳細目次】
♂1章 DCT:離散コサイン変換♂1・1 はじめに♂1・2 本書の構成♂1・3 付録♂1・4 参考文献♂2章 定義および一般的性質♂2・1 はじめに♂2・2 フーリエコサイン変換♂2・3 定義♂2・4 DCTのユニタリ性♂2・5 時間のスケーリング♂2・6 時間移動♂2・7 差分についての性質♂2・8 たたみ込みについての性質♂2・9 第2章のまとめ♂問題♂3章 DCTとKLTとの関係♂3・1 はじめに♂3・2 KLT♂3・3 DCT-ⅠとDCT-Ⅱ♂3・4 漸近的等価性と離散ユニタリ変換の生成♂3・5 第3章のまとめ♂問題♂4章 DCT-IIの高速アルゴリズム♂4・1 はじめに♂4・2 FFTによるDCT♂4・3 疎行列分解による直接計算♂4・4 時間間引き(DIT)と周波数間引き(DIF)♂4・5 他の離散変換によるDCT♂4・6 その他のアルゴリズム♂4・7 第4章のまとめ♂問題♂5章 二次元DCTアルゴリズム♂5・1 はじめに♂5・2 一次元DCTへの簡約による二次元DCT♂5・3 ブロック行列分解アルゴリズム♂5・4 二次元DFTによる計算♂5・5 WHTによる二次元DCT♂5・6 DCTプロセッサのハードウェア実装♂5・7 第5章のまとめ♂問題♂6章 DCTの性能♂6・1 はじめに♂6・2 分散分布♂6・3 エネルギー凝縮効率♂6・4 残差相関♂6・5 レート歪みと最大可約ビット♂6・6 一般化Wienerフィルタ♂6・7 第6章のまとめ♂問題♂7章 DCTの応用♂7・1 はじめに♂7・2 フィルタリング♂7・3 間引きと補間♂7・4 LMSフィルタリング♂7・5 伝送多重化装置♂7・6 音声符号化♂7・7 スペクトラム分析♂7・8 画像符号化♂7・9 DCT/VQ♂7・10 低ビットレート(LBR)符号化♂7・11 HDTV画像符号化♂7・12 変換画像符号化におけるブロック構造/歪♂7・13 適応型変換符号化における活性度分類♂7・14 変換符号化におけるHVS♂7・15 データ圧縮♂7・16 分類♂7・17 表面テクスチャ解析♂7・18 形状分類♂7・19 フォトビデオテックス♂7・20 パターン認識♂7・21 階層型画像伝送♂7・22 印刷画像符号化♂7・23 パケットビデオ♂7・24 BTC/変換符号化♂7・25 第7章のまとめ♂問題♂付録♂A.1 DCT-ⅡとIDC-Ⅱのコンピュータプログラム♂A.2 DCT-ⅡとIDCT-Ⅱのコンピュータプログラム♂A.3 2D16×16DCTとIDCTのコンピュータプログラム♂A.4 LLOYD-MAX量子化器を生成するコンピュータプログラム♂A.5 ブロック量子化のコンピュータプログラム♂A.6 DHTのコンピュータプログラム♂A.7 DHTによるDCTのコンピュータプログラム♂A.8 DCH-IVのコンピュータプログラム♂A.9 DSTのコンピュータプログラム♂A.10 DCT-IVのコンピュータプログラム♂A.11 LOTのコンピュータプログラム♂B.1 DCT VLSIチップの開発/製造機関♂B.2 画像圧縮ボード♂B.3 動き推定VLSIチップの開発/製造機関♂参考文献♂索引

内容説明

開発者自らが解説したDCTの理論と応用。基礎理論から画像コーデックやVLSIアーキテクチャの設計に及ぶ幅広い内容を網羅。

目次

第1章 DCT―離散コサイン変換
第2章 定義および一般的性質
第3章 DCTとKLTとの関係
第4章 DCT‐2の高速アルゴリズム
第5章 二次元DCTアルゴリズム
第6章 DCTの性能
第7章 DCTの応用