内容説明
録音制作の原理、現場の実際的テクニックから、複製芸術のあり方や理想まで、全体像を提示します。音楽とオーディオのファンから、プロをめざす録音制作者まで、お読みいただけます。
目次
1 録音と再生の文化史(エジソンからCDまで;録音ポリシーの推移と問題点;再生ポリシーの推移と問題点;録音と再生の分業)
2 録音制作の実際(プロデューサー、ディレクター、ミクサーの本来的役割;作品や演奏者とプロデューサー、ミクサーの関係;クラシック録音とポピュラー録音の違い;ライヴ録音とスタジオ録音の違い)
3 録音技術の諸問題(モノフォニックとステレオフォニック;ワンポイント収録とマルチマイク収録;2チャンネル録音とマルチチャンネル録音;最近の録音技術―ディジタル・オーディオ技術まで;電子楽器の録音技術;録音技術の行方)
4 音響と映像の諸問題(AVへの推移;メディアの違いによるミクシング技術の違い;録音機器と再生機器の音楽性;ソフトウェア文化)
5 オーディオ文化と録音制作(オーディオと音楽のかかわり;録音技術と音楽性;音響芸術の成り立ち;日本のオーディオ文化とその特殊性;日本における録音制作と問題点)
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