内容説明
本書は、化学、物理学、医学・薬学、生化学、農学、栄養学、工学、環境学、地質学、海洋学など幅広い分野の研究者が、分光光度計と同様、気軽に、電子スピン共鳴装置を使って不対電子をもつ化学種であるフリーラジカルの計測を行えるようになることを意図している。
目次
1章 ESRと物質の成り立ち、化学反応
2章 活性酸素・フリーラジカルと生体
3章 ESRとは何か
4章 ESRで何が測定できるのか
5章 新しい計測装置と応用計測技術
6章 測定の実際
著者等紹介
河野雅弘[コウノマサヒロ]
1971年愛媛大学文理学部化学科卒業。1988年理学博士。1995年医学博士。現在、高知工科大学物質・環境システム工学科教授
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