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出版社内容情報
【セールスポイント】
バイオエネルギーの基礎から利用システムまで最新技術を収録!
【発刊の目的と内容】
バイオマスは再生可能なエネルギー資源であり、新エネルギーとしての将来性や石油化学後の役割を担うこと、また、炭素循環型という点を考えても、今後さらに重要性を増していくと見られている。しかし、技術や社会システムの普及は、バイオマス技術・利用の先進国と比べ、まだ非常に小規模というのが現状である。
そこで本書は、バイオエネルギーの基礎・応用技術、利用システムやその評価法について体系的に解説した。ガス化、熱分解、発酵、直接燃焼など多岐にわたるエネルギー変換方法やその利用システムであるバイオマスの収集、輸送、貯蔵および評価まで総合的なシステムについて、多くの図表を活用しながら具体的に詳しく解説し、実務技術者に役立つハンドブックとして発刊するものである。
【購読対象者】
・石油,ガス,電力などエネルギー系の実務技術者
・環境工学・資源工学・化学工学・農業工学系などの学生,研究者など
内容説明
本書は我が国で初めての、バイオマスとバイオエネルギーを総合的に取り扱ったハンドブックである。内容はご一読していただくとわかるが、種々のバイオマスの資源量、変換技術、システム、植林、エネルギープランテーションなど多岐にわたっている。また、有機性廃棄物系のバイオマスについても行き届いた記述がなされている。
目次
第1部 バイオマスの組成と資源量(バイオマスの定義と分類;資源量の推算 ほか)
第2部 バイオマス変換技術―熱化学的変換(燃焼;ガス化―常圧ガス化 ほか)
第3部 バイオマス変換技術―生物学的変換(メタン発酵;エタノール発酵 ほか)
第4部 バイオマス利用システム(バイオマスを利用する既存システム;未利用バイオマスの可能性 ほか)
第5部 バイオエネルギーのシステム評価(システム評価のフレームワーク;ライフサイクルアセスメントによるバイオマスのエネルギー効率・CO2排出量の評価 ほか)