出版社内容情報
【セールスポイント】
真の品質マネジメントシステムとは何か? その神髄がここに!
【発刊の目的と内容】
本書は、平成8年発行の「図解ISO9000早わかり(改訂2版)」の執筆者が、ISO9000の改訂(2000年版)を機に新たな視点で書き起こした解説書である。2000年版によって変わった点を明確にするとともに、品質システムから品質マネジメントシステムとして変更された規格をいかに活用するか、経営システムに昇華させていくかといった点に力点をおいて、解説をおこなったものである。
【購読対象者】
○企業・組織の経営層
○ISO9000を適用しようとしている品質担当者
○ISO9000の改訂に伴い,改善を考慮している方
○審査員 等
内容説明
本書は、1994年にオーム社より発刊した「図解ISO9000早わかり」及び1996年刊行の同書改訂をもとに、ISO9000規格の2000年改訂を契機として発展させた書籍である。顧客重視、マネジメント、パフォーマンス、自己責任をキーワードとして、ISO9000ファミリーの本当の姿、あり方を世に問う。
目次
1 ISO9000の理想と現実―ISO9000は組織/企業にとって必要か(導入目的;監査員/審査員 ほか)
2 ISO9001:2000を読み解く(ISO9001:2000改訂の特徴;ISO9001:2000規格の解釈)
3 真のQMSを構築するためになすべきこと(ISO9001:1994年版の規格から頭を切り換えよう!;さまざまな立場で知るべきこと、なすべきこと ほか)
4 バーチャルカンパニーの品質マネジメントシステム(プロセスのモニタリングとは?;一般製造業(受注型・市場型) ほか)
5 真の品質マネジメントシステムに向けて(「ISOバブル」は崩壊した;顧客重視 ほか)
著者等紹介
小林元一[コバヤシゲンイチ]
1948年生まれ。千葉工業大学機械工学科卒業後原子力発電所建設、運転維持及び改造プロジェクトを経て、核燃料設計・製造プロジェクトに従事。1992年からISO規格の品質システム審査登録制度の導入期に審査登録機関、品質システム審査員研修機関の設立及び立ち上げに参画。1997年日本検査株式会社取締役マネジメント・コンサルティング企画室長、現在に至る。品質システム審査員研修機関(株)エル・エム・ジェイ・ジャパン主席講師、ISO‐MS研究会副会長・第4分科会主査、国際品質保証協会(IQAI)理事。IRCA(英国)主任審査員、RAB(米国)主任審査員、JRCA(日本)主任審査員、ASQ(米国品質学会)正会員、ASME(米国機械学会)正会員
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