出版社内容情報
【セールスポイント】
微生物の本当の姿を理解して、安全で快適、健康的な毎日を過ごしましょう。
【発刊の目的と内容】
病原性大腸菌O157の大発生に見られるように、現代社会は、情報化が進み、また、医療技術も格段に進歩しているにもかかわらず、様々な危険性をはらんでいる。
本書は、「微生物と共存し、微生物の持つすばらしい性質を上手に活かし、私たちの生活を豊かにしていこう」という観点から、いま、微生物について何がわかっており何がわかっていないか、私たちの生活の中で微生物がどのように関わってくるのか、暮らしの中で本当に考えていかなければならないことは何か、そのようなことについて、本書はやさしく、わかりやすく解説している。
【購読対象者】
食品、医療、保険、建築設備等の業界で、微生物に関連する業務に携わる方。
微生物に関心を持つ一般の方。
目次
1 微生物の時代
2 新しい研究分野をめざして
3 WHOの見解
4 健康食品とはなにか
5 日本の伝統食と微生物
6 減塩はマイナス効果もある
7 積極的に微生物を食べる
8 抗菌グッズがあふれている
9 砂場で泥んこ遊びは不潔なのか
10 微生物健康増進法
11 昨今の環境ホルモン事情
12 未開分野の多い微生物学
13 冷凍食品倉庫と冷凍車の微生物対策