出版社内容情報
【セールスポイント】
人がつくるもの=「人工物」のいま、そしてこれからがわかる!
【発刊の目的と内容】
人間が人工的につくりだすあらゆるものには機能と性能のふたつの軸があるが、本書ではこれに「知能」を加え、人工物がもつべき知能の考え方、意味、構造、設計の方法、そしてそれのもたらす影響について考える。従来のAIの流れとは別の視点で「知能」をとらえることを特色とする。本書は、これからの人工物の設計において必要となる新しい概念を提案する。
テクノライフ選書は、科学・技術の世界をわかりやすく解説するシリーズである。
【購読対象者】
科学・技術に興味をもつ一般
設計にたずさわる専門家・技術者
エンジニアの方
内容説明
人間はありとあらゆるものをその手で作りあげてきた。人間の作ってきたもの―人工物は、人間が生きていくために作ってきたものであるが、それが、人間そのものの生存を脅かすこともあれば、豊かにすることもあった。本書では、そうした人工物が人間とともにどのように進化をし、どのようにそのすがたを変えようとしているのかを考える。
目次
1章 問題とその解決
2章 人工物の知的な性質
3章 知的な工業製品
4章 知的人工物の分類
5章 知的人工物の構造
6章 知的化の戦略
7章 知的人工物の問題点とその克服