絵とき 遺伝子クローニング入門

絵とき 遺伝子クローニング入門

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  • サイズ A5判/ページ数 265p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784274021428
  • NDC分類 467.2
  • Cコード C3045

出版社内容情報

【セールスポイント】
バイオテクノロジーの中核、遺伝子クローニングを基礎から解説

【発刊の目的と内容】
遺伝子工学の研究は近年盛んに行われてきており、その中でも遺伝子、DNAに関する研究成果は多方面で期待されている。これらの研究の基本となるのが遺伝子クローニングの技術である。本書は、DNAと遺伝子についてのすべての主要な概念を、図・具体例を豊富に掲げ、難解な専門用語を避けて最初の原理から解説。巻末に簡潔な用語集が付されているという配慮で、予備知識がなくても理解できる、本来の入門書となっている。

【購読対象者】
生物・農業系の高校生♂生物・農芸化学・医学系の大学生♂研究所、メーカーの研究者、技術者

【詳細目次】
I編 遺伝子クローニングの基本的原理♂第1章 なぜ遺伝子クローニングは重要か♂遺伝学の初期の発展♂遺伝子クローニングの登場♂遺伝子クローニングとは何か♂遺伝子クローニングは特殊な道具と技術を必要とする♂遺伝子クローニングは研究においても最も重要なものである♂クローン化された遺伝子は産業において重要である♂第2章 担体:プラスミドとバクテリオファージ♂プラスミド♂バクテリオファージ♂第3章 生きている細胞からのDNAの精製♂細胞全体のDNAの調製♂プラスミドDNAの調製♂バクテリオファージDNAの調製♂第4章 精製したDNAの操作♂DNAを操作する酵素の範囲♂DNAを切断するための酵素-制限エンドヌクレアーゼ♂連結反応-DNA分子を一緒にくっ付ける♂第5章 生きている細胞へのDNAの移入♂形質転換--生きた細胞によるDNAの取り込み♂組換え体の選択♂ファージDNAの細菌細胞への注入♂組換えファージの選択♂細菌以外の細胞の形質転換♂第6章 大腸菌のクローニングベクター♂大腸菌のプラスミドを基礎としたクローニングベクター♂M13バクテリオファージを基礎としたクローニングベクター♂λバクテリオファージを基礎としたクローニングベクター♂ほかの細菌のためのベクター♂第7章 大腸菌以外の生物のためのクローニングベクター♂酵母菌やほかの菌類のためのクローニングベクター♂高等植物のためのクローニングベクター♂ほ乳類の細胞のクローニングベクター♂Ⅱ編 遺伝子クローニングの生物学的研究への応用♂第8章 特定の遺伝子のクローンを得る方法♂選択の問題♂直接選択♂遺伝子ライブラリーからのクローンの同定♂クローンを同定する方法♂第9章 クローン化された遺伝子の研究法♂クローン化された遺伝子の位置の研究法♂DNAの配列決定-遺伝子の構造を解く♂遺伝子がいかに発現されるかを理解する♂クローン化した遺伝子の翻訳産物の同定と研究♂第10章 研究における遺伝子クローニングの過去と現在の利用法♂ミトコンドリアの遺伝子の発現♂種子の貯蔵物質の生合成♂Ⅲ編 バイオテクノロジーにおける遺伝子クローニング♂第11章 クローン化した遺伝子からのタンパク質の産生♂発現ベクター♂カセットベクターはすべての発現シグナルを持つ♂大腸菌内で組換えタンパク質をつくるうえでの一般的な問題♂第12章 遺伝子クローニングのバイオテクノロジーへの応用♂ホルモンと薬物の産生♂組換え技術によるワクチンの産生♂遺伝子クローニングの将来の展望♂さらに学習したいために♂用語解説♂索引

内容説明

この本は、何の経験ももたない学生に、遺伝子クローニングや組換やDNA技術を紹介する目的で記された。すべての主要な概念を最初の原理から説明すること、本文および用語集内のすべての特殊な用語を定義すること、あまり役立たない専門用語を避けること、適当な本の値段とつり合う範囲内で多くの図を用いて本文を補強することを試みた。

目次

1編 遺伝子クローニングの基本的原理(なぜ遺伝子クローニングは重要か;担体:プラスミドとバクテリオファージ;生きている細胞からのDNAの精製;精製したDNAの操作;生きている細胞へのDNAの移入;大腸菌のクローニングベクター;大腸菌以外の生物のためのクローニングベクター)
2編 遺伝子クローニングの生物学的研究への応用(特定の遺伝子のクローンを得る方法;クローン化された遺伝子の研究法;研究における遺伝子クローニングの過去と現在の利用法)
3編 バイオテクノロジーにおける遺伝子クローニング(クローン化した遺伝子からのタンパク質の産生;遺伝子クローニングのバイオテクノロジーへの応用)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

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#説明歌 遺伝子のクローニングの原理知る三十年前今との違い(別著参照)2017/07/23

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