目次
第一篇 短歌(短歌論・序説―自己表現に執した誠直な歌ひと;前期短歌の内面表出―『かろきねたみ』から『愛のなやみ』へ;『浴身』の自意識像―「われ」と「おのづから」の交感 ほか)
第2篇 小説(「過去世」「家霊」―“家”を継ぐ女性;「老妓抄」―発明と家出の意味するもの;「鮨」―「時」を超える母の鮨 ほか)
第3篇 補説(「鶴は病みき」「巴里祭」「鮨」「やがて五月に」―小論四篇;かの子文学と“京都”―旅の所産と古典受容から;岡本かの子の人物印象)
著者等紹介
外村彰[トノムラアキラ]
昭和39年、滋賀県生まれ。立命館大学大学院博士後期課程修了。博士(文学)。日本近代文学専攻。現・国立呉工業高等専門学校准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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