目次
序章
第1章 男踏歌と宇多天皇―『源氏物語』における“帝王”への回路
第2章 朝顔巻における「桃園の宮」―醍醐皇女の「桃園宮」を通して
第3章 『源氏物語』における式部卿任官の論理―先帝と一院の皇統に関する一視点
第4章 桐壼帝堕地獄説と『日蔵夢記』―延喜王堕地獄説話と“聖君”の論理
第5章 桐壼帝と玄宗と宇多天皇―「桐壼」巻における寛平準拠の視角
第6章 雲林院の律師―反復される仁明朝と明石物語の構造
第7章 桐壼更衣と藤壼宮―聖代回復の物語から
著者等紹介
袴田光康[ハカマダミツヤス]
1964年仙台市生まれ。1996年明治大学二部文学部文芸学専攻卒業。1998年明治大学大学院文学研究科修士課程修了。2003年同博士課程単位取得退学。2007年博士(文学)取得。現在、明治大学古代学教育・研究センター研究推進員、明治大学文学部兼任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 死を力に。