内容説明
投票行動研究の現状を、特に理論面から包括的に紹介することを目的に編まれた一冊。あらゆる角度から新たな政治を構築する。
目次
第1部 社会学的アプローチ(社会学的モデルの発展;ジェンダーと投票行動;階級投票衰退後のヨーロッパにおける投票行動研究―イギリス選挙研究(BES)を中心にして)
第2部 社会心理学的アプローチ(党派性と投票行動;政治的情報と選挙行動;有権者の情報処理)
第3部 経済学的アプローチ(業績評価と投票;空間理論と投票行動;選挙と分配政策)
第4部 新たな展開(選挙制度の影響;政治心理学と合理的選択論の総合;投票行動研究における数理モデルとEITM)