講座源氏物語研究〈第9巻〉現代文化と源氏物語

講座源氏物語研究〈第9巻〉現代文化と源氏物語

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  • サイズ A5判/ページ数 333p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784273034597
  • NDC分類 913.36
  • Cコード C3393

内容説明

現代文化の中に『源氏物語』がどのように立ち現れて、再生産されているか。また、現代が『源氏物語』をどのように捉え直し、新たな領野を切り開いているか。本巻は、現代文化という視点から、『源氏物語』の現在を問う試みである。

目次

1 新たな読みの生成(ポスト『源氏物語』研究の領野―現代批評理論への応答;『源氏物語』の家とジェンダー―紫上・明石尼君を中心に)
2 ニューメディアと源氏物語(コンピュータの中の源氏テクスト;ブロードバンド時代のデジタルデータ『源氏の物語』)
3 出版メディアと源氏物語(『源氏物語』関連出版と解釈共同体―婦人雑誌・本質主義・レイプ・光源氏計画;現代マンガの平安物)
4 源氏再現のドラマ(歌舞伎・新派・新劇;『源氏物語』と新作能―「夢浮橋」「小野浮舟」「紫上」の世界;宝塚と「千年の恋」)
5 源氏文化の伝統(十二単幻想;寝殿造と現代)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

京香

1
色んな方の論文が載っているタイプの研究本なんですが、源氏物語がどう現代文化に残っているのか知りたい方はとても読みやすい文体の方のみですし、読んでみるのオススメです。夢浮橋は新作能になったよね、十二単がなんで皇族のイメージが付いたの?と言ったような論文が多いので興味の幅が広がります。2015/07/19

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