源氏物語 宇治十帖の企て

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  • サイズ A5判/ページ数 414p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784273034184
  • NDC分類 913.36
  • Cコード C3093

内容説明

宇治十帖の新地平を拓き、『源氏物語』研究を再活性化するために、研究史を整理し、論点を洗い出し、物語を分析し、さらに今後の方向性を展望する。37篇のテーマ論文によって詳細かつ尖鋭な考察を試みるとともに、「研究文献目録」や「系図」「梗概」「さくいん」をも備えた、総勢41名の執筆者からなる充実の1冊。

目次

1 宇治十帖の問題系(宇治への視座―物語の「場」前史;「俗/聖」八の宮―恋と道心と中心の無効化;父‐母‐子の幻想―聖家族の「心の闇」;六条院/二条院/三条宮 ほか)
2 宇治十帖の係争点(宇治十帖前史;匂宮三帖の世界―竹河巻を中心に;続篇作者異聞―『花鳥余情』から計量文献学まで;宇治の橋姫の詩学 ほか)
3 宇治十帖研究文献目録―一九九一‐二〇〇四

著者等紹介

関根賢司[セキネケンジ]
静岡大学人文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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