漱石作品論集成 〈第5巻〉 三四郎 玉井敬之

漱石作品論集成 〈第5巻〉 三四郎 玉井敬之

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  • サイズ A5判/ページ数 265p/高さ 23X17cm
  • 商品コード 9784273024147
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C1093

内容説明

「田舎の高等学校を卒業して東京の大学に這入った三四郎が新しい空気に触れる。同輩だの先輩だの若い女だのに接触して色々に動いてくる。」永遠の青春文学『三四郎』を研究者はどう読んでいるか。

目次

鴎外と漱石―「青年」と「三四郎」
漱石三部作の世界
『三四郎』の青春
夏目漱石『三四郎』(絵に還った美弥子)
『三四郎』を読む―その〈笑い〉と〈女〉とについて
「三四郎」の断面
『三四郎』論―上京する青年
明治40年代の青年像―『三四郎』論
「東京」の光と影
『三四郎』―幻滅への序曲
『三四郎』小考―「露悪家」美弥子とその結婚の意味
広田先生の夢―『三四郎』から『それから』へ
「三四郎」覚書き―美弥子と三四郎
三四郎の上京
三四郎の感受性―『三四郎』論
「三四郎」―片付けられた結末
『三四郎』と英国絵画
『三四郎』の世界―「森の女」美弥子を巡って
『三四郎』の時間
「三四郎」ノート―青木繁「わだつみのいろこの宮」との関連をめぐって
三四郎の眠りと父の消息

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